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J-GLOBAL ID:201902276145090983   整理番号:19A1400985

動脈血分析による心肺運動試験により評価した慢性閉塞性肺疾患の呼吸困難と変化する病態生理学的症状【JST・京大機械翻訳】

Dyspnea and the Varying Pathophysiologic Manifestations of Chronic Obstructive Pulmonary Disease Evaluated by Cardiopulmonary Exercise Testing With Arterial Blood Analysis
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 1293  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7093A  ISSN: 1664-042X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者は異なる運動能力を有する運動性呼吸困難の様々な機構を示す。方法:運動性呼吸困難に関連する病態生理学的状態を調査するために,患者を運動制限に従って2つの群に分類された患者を用いて,心肺運動試験(CPET)を用いて294人のCOPD患者を評価した:下肢疲労群(n=58)と呼吸困難群(n=215)。呼吸困難群は,ピーク酸素取り込み(mL/分/kg)に基づいて4つの群に細分化された:A群(<11),B群(11~<15),C群(15~<21)およびD群(≧21)。結果:呼吸困難群では,A群(n=28)は以下の所見を示した。(i)1秒の強制呼気量は,ピーク[数式:原文を参照](p=0.288)と相関しなかった。(ii)動脈酸素分圧(PaO_2)は,すべてのサブグループの間で最も急(p<0.0001)であった。(3)減少した潮汐容積(V_T)は,ピーク運動で呼吸頻度と負に相関した(p<0.0001)。これらの患者において,V_t-ブレークポイントが発生したとき,ピーク運動における重炭酸イオン([数式:原文を参照])レベルとV_Tレベルの間に有意な負の相関があった(p=0.032)。D群(n=46)において,[数式:原文を参照]レベルは血漿乳酸レベルと負に相関した(p<0.0001)。すべてのサブグループにおいて,[数式:原文を参照]レベルは微小換気と負に相関した。呼吸困難サブグループは,ピーク運動で全体の平均pH[7.363(SD0.039)]とBorgスケールスコア[7.4(SD,2.3)]に有意差を示さなかった。結論:運動中に,換気は動脈血アシドーシスおよび低酸素血症を避けるために刺激されるが,換気刺激は呼吸器系能力の低下の設定において制限される。これらの条件はCOPDにおける運動性呼吸困難を引き起こす。症状レベルは類似していたが,運動的病態生理学的条件は,残留運動性能に従って異なった。さらに,COPD患者は大きな個人間変動性を示した。CPETを用いた個々の病態生理学的条件の適切な理解は,COPD患者の適切な管理に必須である。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般  ,  筋肉  ,  生物学的機能 
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引用文献 (35件):
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  • Albert R. K., Au D. H., Blackford A. L., Casaburi R., Cooper J. A. Jr., Criner G. J., et al. (2016). A randomized trial of long-term oxygen for COPD with moderate desaturation. N. Engl. J. Med. 375, 1617-1627. doi: 10.1056/NEJMoa1604344
  • American Thoracic Society (1995a). Standards for the diagnosis and care of patients with chronic obstructive pulmonary disease. Am. J. Respir. Crit. Care Med. 152, S77-S121. doi: 10.1056/NEJMoa1604344
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