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J-GLOBAL ID：201902276428167507   整理番号：19A1885976

塩酸液滴による氷結晶中の大気中の塩化水素ガスの取り込み機構【JST・京大機械翻訳】

Uptake Mechanism of Atmospheric Hydrogen Chloride Gas in Ice Crystals via Hydrochloric Acid Droplets

著者 (5件)： Nagashima Ken (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan) ,  Sazaki Gen (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan) ,  Hama Tetsuya (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan) ,  Murata Ken-ichiro (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan) ,  Furukawa Yoshinori (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 18  号： 7  ページ： 4117-4122  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 氷の表面は,大気ガスが自然界で様々な化学反応を引き起こす「反応サイト」としてかなりの注目を集めている。したがって,氷における大気ガスの取り込み機構を明らかにすることは,実験的挑戦のままである。ここでは,オゾン枯渇を引き起こす一連の化学反応を引き起こす,塩化水素(HCl)ガスの存在下での高度光学顕微鏡による氷結晶表面の直接観察を示した。HClガスが氷結晶表面上にHCl溶液の液滴の出現を誘起することを見出した。過飽和水蒸気圧の下で,HCl液滴は氷の成長の間,氷結晶に急速に埋め込まれた。対照的に,不飽和条件下では,埋め込まれたHCl液滴が氷の蒸発中に氷結晶表面上に再出現した。HCl液滴として氷に取り込まれたHClのモル分率(-15°Cで0.19%)は氷結晶中のHClガスの溶解度(0.017%)より10倍大きいと推定した。氷中のHClガスの取り込みのこの描像は,HClガスが氷表面に閉じ込められている従来の推測とは全く異なっている。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *氷晶 ,  *液滴 ,  モル分率 ,  オゾン減少 ,  高速度 ,  蒸発 ,  *塩酸 ,  光学顕微鏡 ,  *塩化水素 ,  化学反応 ,  溶解度
準シソーラス用語： 飽和蒸気圧 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 塩酸 ,  液滴 ,  氷結晶 ,  大気中 ,  塩化水素ガス ,  取り込み