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J-GLOBAL ID：201902276568780526   整理番号：19A0814977

海底泥火山の泥導管におけるメタン濃度:地球化学と地球物理学の組合せアプローチ【JST・京大機械翻訳】

Methane Concentration in Mud Conduits of Submarine Mud Volcanoes: A Coupled Geochemical and Geophysical Approach

著者 (6件)： Kioka A. (Institut fuer Geologie, Leopold-Franzens-Universitaet Innsbruck, Innsbruck, Austria) ,  Kioka A. (Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, Kashiwa, Japan) ,  Tsuji T. (Department of Earth Resource Engineering, Kyushu University, Fukuoka, Japan) ,  Tsuji T. (International Institute for Carbon-Neutral Energy Research (WPI-I2CNER), Kyushu University, Fukuoka, Japan) ,  Otsuka H. (Earthquake Research Institute, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Ashi J. (Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, Kashiwa, Japan)
資料名： Geochemistry, Geophysics, Geosystems  (Geochemistry, Geophysics, Geosystems)
巻： 20  号： 2  ページ： 792-813  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2583A  ISSN： 1525-2027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 泥火山はメタンガスを放出する最大の地質源である。多くの研究が海底泥火山から放出されたそれらの起源と組成を明らかにした。しかし,海底泥火山内のガス量の定量化は,その場測定の困難さのために挑戦的であり,それは地球規模のメタン収支への寄与に対するより良い評価を妨げている。ここでは,海底泥火山の泥火道におけるバルクメタン濃度と地震波速度を橋渡しする結合地球化学と地球物理学モデルを提供した。このモデルは,ほとんどの海底泥火山に適用でき,坑井検層データまたは地震データを用いて,泥導管における数百mの上部のメタン濃度を推定することができる。東部地中海と南海プレート沈み込み帯における海底泥火山の計算は,堆積物の全重量における気体と溶存メタンの重量分率が,それらの泥導管内で1,000~3,500ppmであることを示し,これは従来の浅い地下サンプリングからの間隙水証拠から以前に予想されたよりはるかに高い。モデルパラメータがより良く制約されるまで,より決定的な計算は行うことができないが,著者らのアプローチは,海底泥火山におけるグローバルなメタン収支を再評価する機会を提供し,炭素循環に及ぼす海底泥火山活動の影響に関する新しい光を放出する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *地球物理学 ,  検層 ,  *地球化学 ,  堆積物 ,  炭素循環 ,  地中海 ,  地質 ,  *海底 ,  間隙水 ,  岩石 ,  メタンガス ,  *管路 ,  現場測定 ,  *泥火山 ,  アルカン

著者キーワード (5件)： 海底泥火山 ,  メタン濃度 ,  気体および溶存メタン ,  化学熱力学 ,  岩石物理学

分類 (4件)： 海洋地質学  (DE06000F) ,  地殻・上部マントルの構造・組成  (DC03090Z) ,  地震活動  (DC03030L) ,  堆積学一般  (DE05010J)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (8件)： 海底 ,  泥火山 ,  泥 ,  導管 ,  メタン濃度 ,  地球化学 ,  地球物理学 ,  組合せ