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J-GLOBAL ID:201902276677204648   整理番号:19A0050976

2つのトウモロコシ品種の登熟期における葉窒素移動効率の差異の分子機構【JST・京大機械翻訳】

Differences in leaf nitrogen remobilization efficiency and related gene expression during grain filling stage of two maize hybrids
著者 (8件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 1149-1157  発行年: 2018年 
JST資料番号: C2149A  ISSN: 1008-505X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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[目的]トウモロコシの窒素利用効率を高めることは、農業の多収・高効率を実現する重要な措置であり、開花後の葉の老化とトウモロコシの窒素効率には密接な関係がある。そのため、圃場条件下で、葉の老化過程と窒素の転移効率との関係、特に異なるトウモロコシ品種の窒素転移効率の差異の分子メカニズムを研究した。[方法]圃場試験により、中度の緑熟トウモロコシ品種「先玉335(XY335)と緑トウモロコシ品種NE9を供試作物とし、N45、120と240kg/hm2の3つのレベルを設定した。トウモロコシの絹糸期および絹糸後7日,14日,21日,28日,35日,42日および成熟期の茎,葉,子実窒素含有量および開花後の緑葉面積,絹糸期および絹糸後14日,28日,42日および成熟期の葉の窒素濃度を測定した。葉中のSPAD,可溶性蛋白質濃度,遊離アミノ酸濃度,ZmSee2β(トウモロコシ葉の中の共老化プロテアーゼ-豆莢蛋白質の遺伝子)の遺伝子発現を,葉の窒素移動効率の変動のため,計算した;。[結果]品種XY335は品種NE9より高い収量を持ち、窒素施用量の増加につれ、品種XY335の子実収量は品種NE9よりさらに増加した。2品種の収穫指数に差はないが、品種XY335の窒素収穫指数は品種NE9より高く、しかも品種XY335の栄養器官の窒素転移効率は品種NE9より高く、全体的に高い8.28ポイント(P<0.05)であった。品種XY335の葉の窒素転移効率は品種NE9より12.89高く、両者の茎の窒素転移効率には差異がない。品種XY335の開花後、葉中の窒素濃度が減少し始める時間は品種NE9より早く、低窒素条件下で特に顕著であった。成熟期において、3つの窒素レベルで処理した品種のXY335葉身中の窒素含有量は品種NE9より低かった。絹糸期から登熟期まで、品種のXY335葉身中の可溶性タンパク質の分解率は品種NE9より高く、そのうち、N45処理下の高16.5点、N120処理下の高6.2点であった。絹糸期から登熟期までの葉中の遊離アミノ酸の濃度は絶えず増加したが、品種XY335の葉身における増加幅は品種NE9より大きかった。ZmSee2βの遺伝子発現は絹糸期から登熟期にかけて増加したが,窒素施用量の減少により,XY335の葉における発現量は品種NE9より高く,品種XY335の葉における蛋白質分解はより迅速であった。[結論]緑熟品種NE9に対して、品種XY335は子実収量が高く、穀粒の窒素蓄積が強い特徴を持っている。これは、絹糸後の品種XY335が強い窒素吸収能力を持つだけでなく、品種XY335のより高い葉窒素転移効率を有するためである。品種XY335の葉窒素転移効率が高いのはおそらくタンパク質分解を制御するZmSee2β遺伝子の発現能力が強いため、葉身中のタンパク質の分解速度を高める。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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トウモロコシ  ,  施肥法・肥効 

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