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J-GLOBAL ID:201902276942126846   整理番号:19A0023817

HER2-早期乳癌における週1回のNAB-パクリタキセルとドセタキセルの併用によるネオアジュバント療法の無作為化多施設第II相試験【JST・京大機械翻訳】

Randomized Multicenter Phase II Trial of Neoadjuvant Therapy Comparing Weekly Nab-paclitaxel Followed by FEC With Docetaxel Followed by FEC in HER2- Early-stage Breast Cancer
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 474-480  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3206A  ISSN: 1526-8209  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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毎週のナノ粒子アルブミン結合パクリタキセル(nab-paclitaxel)は,転移性乳癌においてドセタキセルよりも毒性が少なく,より大きな有効性を示した。著者らは,HER2-早期乳癌のためのネオアジュバント化学療法としてこれらのレジメンを比較するために,ランダム化されたフェーズIIを行った。ステージI-IIIヒト上皮成長因子受容体陰性(HER2-)乳癌患者を本試験に含み,4サイクルにわたり1日目,8日目および15日目にドセタキセルを1日目,8日目および15日目に投与し,その後,4サイクルにわたり3週間ごとにFEC(5-フルオロウラシル,エピルビシン,シクロホスファミド)を投与した。一次エンドポイントは病理学的完全寛解(pCR)率で,ypT0とypN0と定義された。二次エンドポイントは,pCR(ypT0/ypTisおよびypN0),臨床反応率(応答評価基準を用いた),治療の組織学的効果(日本人乳癌学会分類を用いた),乳房保存率および有害事象であった。合計152人の適格患者を6施設に登録した。ベースライン特性は良くバランスしていた。2つのレジメン(ドセタキセル/ナブパクリタキセル)を比較すると,pCR率は12%と17%であった(P=0.323)。Ki67>20%群において,pCR率は,ドセタキセル腕に対するよりもnab-パクリタキセル腕に対してより大きかった(24%)(16%;P=0.432)。最も一般的なグレード3/4の有害事象は好中球減少症であり,nab-paclitaxelとドセタキセル腕においてそれぞれ40%と36%の症例で観察された。いずれのグレードの非血液学的有害事象は,2つの治療アームに対して,筋痛(34%および32%),関節痛(42%および35%)および末梢感覚神経障害(55%および65%)であった。3/4の末梢感覚神経障害は,nab-paclitaxel腕において観察されなかった。100mg/m2の用量で投与された毎週のナブパクリタキセルは,同等の有効性を示し,ネオアジュバント療法としてドセタキセルと比較して忍容性が高かった。高増殖性癌患者において,ナブパクリタキセルはより効果的である可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 

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