文献

J-GLOBAL ID：201902277196798177   整理番号：19A2694957

格子規模Reynoldsせん断応力の収支による平均速度予測に対するサブグリッドスケール応力異方性の注目効果【JST・京大機械翻訳】

Notable effect of the subgrid-scale stress anisotropy on mean-velocity prediction through budget of the grid-scale Reynolds-shear stress

著者 (1件)： Abe Ken-ichi (Department of Aeronautics and Astronautics, Kyushu University, 744, Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, Japan)
資料名： Physics of Fluids  (Physics of Fluids)
巻： 31  号： 10  ページ： 105103-105103-17  発行年： 2019年 
JST資料番号： H0052B  ISSN： 1070-6631  CODEN： PHFLE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラージエディシミュレーション(LES)において,壁乱流における平均速度分布は,2つの部分から成る集合平均Reynolds(Re)剪断応力の分布に強く依存する。それは,分解した格子スケール(GS)と未解決のサブグリッドスケール(SGS)成分から成る。格子分解能がより粗くなると,GS成分は減少し,従って,SGS成分はこれを補償するために増加しなければならない。GS減少は最初にフィルタリングによって引き起こされ,それを通して,パワースペクトルは主に高波数領域において切断される。したがって,SGSモデルは,GSとSGS成分の間のエネルギー移動の観点から,ほとんど議論されている。しかし,最近,いくつかの研究が,SGS-応力異方性が瞬間的なGS渦運動に直接影響することを見出している。また,SGS応力の瞬間的変動がGS収支の速度勾配のそれと相関するので,SGS応力がアンサンブル平均化GS Re応力に大きな影響を持つ可能性があることを意味した。本研究では,その予算を通して分解されたGS Reせん断応力の予測に及ぼすSGS応力の影響を詳細に調べた。この目的のために,平面チャネル流の高度に分解されたLESデータによる事前試験を行った。得られた知識を,種々の格子分解能とReynolds数に対する事後試験により確認した。SGS-応力異方性は,GS Reせん断応力の合理的な傾向を提供するために非常に重要であり,粗格子分解能の平均速度のより正確な予測をもたらすことが分かった。Copyright 2019 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エネルギー移動 ,  チャネル流 ,  *剪断応力 ,  *予測 ,  *異方性 ,  ラージエディシミュレーション ,  フィルタリング ,  パワースペクトル ,  速度分布 ,  Reynolds数 ,  アンサンブル平均 ,  渦運動 ,  *SGSモデル ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 格子分解能 ,  *平均速度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 層流,乱流,境界層  (BC02030C) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (10件)： 格子 ,  規模 ,  せん断応力 ,  収支 ,  平均速度 ,  予測 ,  サブグリッドスケール ,  応力 ,  異方性 ,  注目