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J-GLOBAL ID:201902277354848063   整理番号:19A0484197

酪農生産基盤強化に向けた黒毛和種体外受胚卵生産技術の確立および乳牛の受胎環境改善方法の検討

著者 (3件):
資料名:
巻: 2017  ページ: 11-16 (WEB ONLY)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0960A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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雌選別精液の利用による計画的な後継牛確保対策が進められる中で,黒毛和種の胚移植を活用した子牛生産を取り入れることは,酪農家の所得向上につながる有効な手法と考えられる。本研究では,体外受精胚の耐凍性向上が期待される無血清培地への添加剤の利用と,受胚牛の受胎環境を改善する飼料添加剤の効果について検討した。無血清培地へのL-carnitine(以下,Car)やRifampicin(以下,Rif)及びForskolin(以下,For)を添加した効果について検討した結果,媒精7日目の細胞数,媒精8日目の胚盤胞発生率については,血清添加区と無血清への各添加区間に有意な差は認められなかった。凍結融解後の透明帯脱出率については,Carを添加した無血清区で有意に高い脱出率を示し,添加剤の使用による耐凍性の高い胚生産の可能性が示唆された。また,胚移植前後で飼料添加剤の給与試験を行い,受胎環境の改善の有無を検討したところ,B/G比の低下効果が期待される飼料添加剤について,胚移植前後25日間の利用は,胚移植15日前のB/G比が0.3以下である乳牛に対しては効果が認められないことが明らかとなった。受胎率向上を図るため飼料添加剤の利用を行う牧場は,B/G比の事前調査を行う必要があると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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繁殖管理  ,  牛 
引用文献 (12件):

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