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J-GLOBAL ID：201902277382620264   整理番号：19A1861663

保育室に求められる吸音性能に関する現場実験

A FIELD EXPERIMENT ON PROPER CONDITION OF SOUND ABSORPTION IN KINDERGARTEN CLASSROOM

著者 (2件)： 野口紗生 (明治大学研究・知財戦略機構) ,  上野佳奈子 (明治大学理工学部建築学科)
資料名： 日本建築学会技術報告集(Web)  (AIJ Journal of Technology and Design (Web))
巻： 25  号： 60  ページ： 719-723(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1713A  ISSN： 1881-8188  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 保育室における活動を支援するために必要な吸音特性を調べるために,著者らは幼稚園の教室に吸音材料を設置することにより実験を行った。段階的に教室の吸音特性を変化させ,音環境の変化とその活動に及ぼす影響を分析した。その結果,健全な環境を保存することは,保育室における多面的な活動を支援することが示唆され,これを達成するためには,0.25以上の平均吸音率が必要であることが示唆された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *施設 ,  *音環境 ,  *比率 ,  *音響測定 ,  面接調査 ,  観察
準シソーラス用語： インタビュー調査 ,  *吸音率 ,  行動観察 ,  *保育施設

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分類 (1件)： 建築音響  (BB03080J)

引用文献 (10件)：

• 1) 川井:保育所等における音の問題, 騒音制御, Vol.39, No.3, pp.58-62, 2015.6
• 2) 上野, 宮塚, 野口, 船場, 倉斗:音環境に着目した保育施設の実態調査, 日本建築学会環境系論文集, Vol. 82, No.732, pp.87-95, 2017.2.
• 3) 川井, 丸山:保育室の吸音による音環境の向上:容易に着脱可能な仮設吸音体を用いた現場参加型実験, 日本騒音制御工学会秋季研究発表会講演論文集, pp.193-196, 2016.11.
• 4) 宮塚, 武岡, 上野:保育空間に適した吸音材設置手法の検討, 日本音響学会騒音振動研究会資料, N2015-44, 2015.08.
• 5) 日本建築学会:学校施設の音環境保全規準・設計指針, 2008.

タイトルに関連する用語 (3件)： 保育 ,  吸音性能 ,  現場実験