文献

J-GLOBAL ID：201902277622003734   整理番号：19A2040366

色素性じゅう毛結節性滑膜炎を模倣した腰椎椎間関節破壊を伴う特発性脊髄硬膜外血腫【JST・京大機械翻訳】

Spontaneous Spinal Epidural Hematoma with Lumbar Facet Joint Destruction Mimicking Pigmented Villonodular Synovitis

著者 (5件)： Sakoda Ryunosuke (Department of Orthopaedic Surgery, Faculty of Medicine, Kagawa University, Kagawa, Japan) ,  Fujihara Ryuji (Department of Orthopaedic Surgery, Faculty of Medicine, Kagawa University, Kagawa, Japan) ,  Komatsubara Satoshi (Department of Orthopaedic Surgery, Faculty of Medicine, Kagawa University, Kagawa, Japan) ,  Kagawa Seiko (Department of Diagnostic Pathology, Faculty of Medicine, Kagawa University, Kagawa, Japan) ,  Yamamoto Tetsuji (Department of Orthopaedic Surgery, Faculty of Medicine, Kagawa University, Kagawa, Japan)
資料名： World Neurosurgery  (World Neurosurgery)
巻： 129  ページ： 390-393  発行年： 2019年 
JST資料番号： A1144A  ISSN： 1878-8750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然脊髄硬膜外血腫(SSEP)は,早期診断と減圧手術を必要とする脊髄緊急である。ここでは,複合椎間関節破壊のために色素性絨毛性滑膜炎(PVS)から区別することが困難で,肉眼的全切除を必要とするSSEHの症例について報告する。これはSSEHに対して典型的には示されなかった。症例は58歳女性で,外傷性エピソードを伴わずに腰痛後の歩行障害を主訴とした。身体検査で下肢に運動麻ひを認めた。さらに,L4/5右椎間関節の広範な破壊と椎間からの硬膜外腫瘤の持続が観察された。硬膜外腫瘤は磁気共鳴画像で不均一な強度を示し,出血の異なる段階を示唆した。椎間関節破壊と合併したこれらの出血性変化はPVSを示唆し,術前および術中の病理検査はPVSを除外できなかった。PVSの外科的治療後,関節突起の病変を切除し,減圧を行った。病理診断は,関節突起における骨壊死を伴う血腫であり,PVSを示唆する新生物所見はなかった。SSEHは,骨壊死から成る椎間関節破壊と組み合わせることができた。椎間関節破壊によるSSEHの認識は,早期診断と適切な外科的治療を容易にすることができる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 女性 ,  NMRイメージング ,  腫瘍 ,  早期診断 ,  壊死 ,  *硬膜 ,  腰痛 ,  *脊髄 ,  *血腫 ,  *椎間関節 ,  症例報告 ,  *色素 ,  病理検査 ,  腫瘤 ,  *特発性脊髄硬膜外血腫
準シソーラス用語： 歩行困難 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 椎間関節破壊 ,  嚢内出血 ,  壊死性骨 ,  色素性じゅう毛結節性滑膜炎 ,  特発性脊髄硬膜外血腫

分類 (2件)： 運動器系疾患の外科療法  (GG05030O) ,  運動器系の疾患  (GG03000T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 色素性じゅう毛結節性滑膜炎 ,  模倣 ,  腰椎椎間関節 ,  破壊 ,  特発性脊髄硬膜外血腫