文献

J-GLOBAL ID：201902277732311603   整理番号：19A2758123

新たに開発された多重RT-PCRによる日本のRanunculus asiaticus L.におけるRanunculus mild mosaic virus,tomato spotted wilt virusおよびキュウリモザイクウイルス感染の野外調査【JST・京大機械翻訳】

Field survey of ranunculus mild mosaic virus, tomato spotted wilt virus and cucumber mosaic virus infections in Ranunculus asiaticus L. in Japan by newly developed multiplex RT-PCR

著者 (7件)： Hayahi Saki (Miyazaki Agricultural Research Institute, Miyazaki, Japan) ,  Hayahi Saki (Nishiusuki Branch Office Miyazaki Prefectural Government, Miyazaki, Japan) ,  Matsushita Yosuke (Institute of Vegetable and Floriculture Science, NARO, Ibaraki, Japan) ,  Kanno Yoshiaki (Minami Kyushu University, Miyazaki, Japan) ,  Kushima Yoshiyuki (Miyazaki Agricultural Research Institute, Miyazaki, Japan) ,  Teramoto Satoshi (Miyazaki Agricultural Research Institute, Miyazaki, Japan) ,  Takeshita Minoru (University of Miyazaki, Miyazaki, Japan)
資料名： European Journal of Plant Pathology  (European Journal of Plant Pathology)
巻： 150  号： 1  ページ： 205-212  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1056A  ISSN： 0929-1873  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウイルス症状は,日本におけるranunculus(Ranunculus asiaticus L.)の生産圃場で頻繁に観察される。多数の無感染性ウイルスによって引き起こされた疾患の発生率に基づいて,ranunculus軽度モザイクウイルス(RanMMV),トマト斑点病ウイルス(TSWV)およびキュウリモザイクウイルス(CMV)感染症は,日本における疫学的野外調査の焦点であった。3つのウイルスの発生率と分布を効率的に調べるために,著者らは最初に,ranunculusにおけるRanMMV,TSWV,およびCMVの同時検出を可能にする新しい多重逆転写ポリメラーゼ連鎖反応法を開発した。東北地方および九州地域におけるランヌルス生産圃場におけるウイルス感染の実態調査により,RanMMVの感染率はサンプリングした全ての圃場において他のウイルスのそれよりもはるかに高いことが明らかになった。興味深いことに,RanMMVの感染率は,アブラムシによるウイルス伝達を意味する,ranunculusの栄養増殖サイクル数に比例して増加傾向を示した。これらの結果から,本法は,ranunculus植物におけるRanMMV,TSWVおよびCMVの同時検出に有効であることが証明され,RanMMVは,日本におけるranunculus圃場における最も一般的な植物ウイルスの1つとして認識された。Copyright 2017 Koninklijke Nederlandse Planteziektenkundige Vereniging Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 疫学 ,  *多重化 ,  *ウイルス感染 ,  東北地方 ,  症状 ,  感染症 ,  アブラムシ科 ,  トマト ,  植物ウイルス ,  *キンポウゲ属 ,  九州地方
準シソーラス用語： 感染率 ,  同時検出 ,  *モザイクウイルス ,  *キュウリモザイクウイルス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Ranunculus asiaticus L. ,  Ranunculusマイルドモザイクウイルス ,  トマト斑点病ウイルス ,  キュウリモザイクウイルス

分類 (1件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： 開発 ,  多重 ,  RT-PCR ,  日本 ,  Ranunculus ,  キュウリモザイクウイルス ,  感染 ,  野外調査