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J-GLOBAL ID:201902277745872475   整理番号:19A0590772

J-PARCでのダブルハイパー核検出実験

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資料名:
巻: 25  号:ページ: 15-20  発行年: 2019年01月31日 
JST資料番号: L1958A  ISSN: 1340-3079  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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史上最大のダブルハイパー核検出実験,「J-PARCE07」の解析を進めています。ダブルハイパー核とはストレンジ(s)クォークを2つ含む特異な原子核です。この実験ではダブルハイパー核を過去の10倍の統計量で検出すること,さらにグザイマイナス(Ξ-)原子からのX線スペクトルを世界で初めて測定することを狙っています。2018年11月現在,我々がこれまでに解析した事象数は計画全体の2割にあたり,これは前世代の実験データ累計の倍となりました。我々はこの中から数例のダブルハイパー核の核種同定に成功しました。本研究は,6ヶ国の24機関からなるE07コラボレーションにより行われています。参加している日本の研究機関は,JAEA,東北大,KEK,理研,東海大,岐阜大,名古屋大,京都大,大阪大です。関係する研究者,大学院生の人数は100名程度です。JAEAメンバーは,検出器の開発と運用,J-PARC加速器ビームラインの運用,写真乾板中の事象の探索,事象の物理解析を担当しています。(著者抄録)
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