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J-GLOBAL ID：201902277837663884   整理番号：19A1692053

環境リスク評価を使った海面処分場整備の可能性

POSSIBILITY OF SEA DISPOSAL FACILITY CONSTRUCTION USING ENVIRONMENTAL RISK ASSESSMENT

著者 (6件)： 鈴木武 (前国土技術政策総合研究所 沿岸海洋・防災研究部) ,  田中裕一 (五洋建設株式会社 環境事業部) ,  田谷全康 (東亜建設工業株式会社 エンジニアリング事業部) ,  山崎智弘 (東洋建設株式会社 鳴尾研究所) ,  木俣陽一 (若築建設株式会社 土木部) ,  前田勇司 (五洋建設株式会社 名古屋支店)
資料名： 土木学会論文集 G(環境)(Web)  (環境工学研究論文集(Web))
巻： 74  号： 6  ページ： II_19-II_26(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 2185-6648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 管理型海面処分場の遮水性能は陸上処分場の考え方をもとに規制されている.そのため,管理型海面処分場内の物質が場外に出て人の健康等に与えるリスクを,処分場が海域への設置であることや投入廃棄物の性格を考慮して分析した.その結果,今回検討した範囲では,遮水壁の透水係数を緩和しても,人の健康等に対して安全性が確保される可能性があるという知見を得た.しかし,リスクの発生の仕方が処分場ごとに異なることや,より現実に近い検討が必要であることを踏まえ,更なる検討を行っていく必要がある.それらは同時に,各地の状況にあわせてリスクを評価して海面処分場の遮水性能を設計するほうが,より合理的である可能性を示している.(著者抄録)

シソーラス用語： *リスク評価 ,  等級づけ ,  環境汚染 ,  環境被害 ,  止水 ,  *安全性 ,  遮水壁 ,  透水係数 ,  健康被害 ,  *最終処分場 ,  海面 ,  *海面処分場 ,  環境リスク評価
準シソーラス用語： *遮水性

著者キーワード (4件)： sea disposal facility ,  environmental impact assessment ,  chemicals ,  seepage control

分類 (1件)： 廃棄物処理一般  (SC05010S)

引用文献 (7件)：

• 1) 経済産業省製造産業局:化学物質のリスク評価のためのガイドブック実践編,2007.
• 2) 衆議院調査局環境調査室:化学物質対策~国内外の動向と課題~,2009.
• 3) 財団法人日本環境衛生センター:海面最終処分場閉鎖・廃止基準適用検討調査 報告書アンケート調査編,p3,2005.
• 4) 淺井正・小田勝也:持続可能な臨海部における廃棄物埋立処分に関する研究,国土技術政策総合研究所資料,No. 741,p11,2013.
• 5) 山岡伸也・森下智貴・大坪政美・東孝寛・萩尾俊宏:繰り返しバッチ試験による焼却灰中の重金属と易溶性イオンの浸出特性,農業土木学会論文集,Vol. 2006,No. 246,pp849-855,2006.

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境リスク評価 ,  海面処分場 ,  整備 ,  可能性