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J-GLOBAL ID:201902277956410565   整理番号:19A1425756

日本の南西太平洋岸沖のクロマグロ0歳魚(Thunnus orientalis)の餌利用シフトの経年変動,およびそれらが肥満や成長に及ぼす影響

Interannual variation of the diet shifts and their effects on the fatness and growth of age-0 Pacific bluefin tuna (Thunnus orientalis) off the southwestern Pacific coast of Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 419-433  発行年: 2019年07月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2010~2015年の7月から8月にかけて日本の南西太平洋沿岸沖で採取したクロマグロ0歳魚(PBF)(尾叉長(FL) 15.0~29.9 cm)の肥満度(体長・体重関係(LW))および耳石成長に及ぼす食性の影響を調べた。ニシン目(FR)の摂餌率は,初夏の黒潮の経路によってかなり影響を受けた。PBFの食性において以下のパターンが生じたことを提唱する。2012年と2014年においては,海岸から黒潮までの距離が近いため,PBFとニシン目の重複が強くなり,摂餌機会が増加し,このパターンは,他の年よりも調べたこれらの年において,より小型のPBFによる甲殻類からニシン目への餌利用シフトが引き起こされた可能性がある。2011年と2015年では,ニシン目の遭遇率は黒潮までの距離が遠くなったことから低下し,PBFはニシン目以外の真骨類を活発に捕食した。対照的に,2010年と2015年の8月においては,PBFはニシン目や他の真骨類には遭遇せず,多数の甲殻類を摂餌した可能性がある;この影響は高水温によるものと考えられた。これらの餌利用シフトの時期と摂餌強度(FI)の経年変動にもかかわらず,これらの因子は体長における成長には寄与しなかった;むしろ,それらは肥満度に寄与した。仔魚期におけるサイズ依存的な死亡率を考慮すると,これらの結果は,摂餌条件が劇的に変化しても,急速に成長する個体のみが生存することを示唆するものである。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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魚類  ,  個体群生態学  ,  海洋の構造・力学・循環 

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