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J-GLOBAL ID:201902278490984845   整理番号:19A2664060

高分解能CTを用いた免疫不全患者における肺感染症の鑑別診断【JST・京大機械翻訳】

Differential diagnosis of pulmonary infections in immunocompromised patients using high-resolution computed tomography
著者 (11件):
資料名:
巻: 29  号: 11  ページ: 6089-6099  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4351A  ISSN: 0938-7994  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,免疫不全患者における肺感染症の高分解能コンピュータ断層撮影(HRCT)所見を比較し,これらの感染症の鑑別診断におけるHRCTの有用性を評価することであった。本研究において,肺感染症を有する合計345人の免疫不全患者を含めた。患者の診断は,細菌性肺炎(123例),ニューモcystis肺炎(PCP)(105例),真菌性肺炎(80例),結核(15例),サイトメガロウイルス(11例),敗血症性塞栓症(11例)であった。2人の胸部放射線科医は,コンピュータ断層撮影(CT)画像を遡及的に評価し,それは,気管支壁および小葉間中隔のすりガラス減衰,圧密,小結節および肥厚を含む22の所見から成った。χ2試験を用いて,CT基準と感染の間の関係を調査した。多重ロジスティック回帰分析を行い,各感染に対する有意な指標を同定した。各モデルの曲線下面積(AUC)を計算した。気管支壁肥厚は,細菌性肺炎に対する有意な指標であった(p=0.002;オッズ比[OR],2.341;95%信頼区間[CI],1.378~3.978)。モザイクパターンの存在と小結節の欠如はPCPに対する有意な指標であった(p<0.001;OR,9.808;95%CI,4.883~13.699,p<0.001;OR,6.834;95%CI,3.438~13.587)。根粒の存在は真菌感染の有意な指標であった(p=0.005;OR,2.531;95%CI,1.336~4.828)。PCPのAUCは最も高かった(0.904)。HRCT所見は,免疫不全患者におけるいくつかの肺感染症の鑑別診断に潜在的に有用である。免疫不全患者における肺感染症の鑑別診断は,高分解能コンピュータ断層撮影の助けを借りて確立することができた。気管支壁肥厚は細菌性肺炎の有意な指標であった。【結語】モザイクパターンの存在と結節の不在は,肺炎桿菌肺炎のための有意な指標であった。Copyright 2019 European Society of Radiology Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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泌尿生殖器の疾患  ,  呼吸器の診断  ,  婦人科疾患・妊産婦疾患の外科療法  ,  神経系の疾患  ,  医療制度 
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