抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・著者が松村コレクションにある北海道東部に生息するシロオビヒメヒカゲ道東亜種のラベルに記載された採集年月(1902年8月)に疑問を感じて,調査して考察した結果の報告。
・本種の盛期を考慮すると8月に採集したとする記録は誤記載であると考察し,松村の採集した標本の履歴から1910年以前の標本はほとんど見当たらないことから1902年であるとの記載は疑わしいと考察。
・札幌市定山渓方面で確認された個体は放蝶の可能性があり,アポイ岳高山帯で確認された個体群は道東方面から侵入してきた個体群による遺伝子汚染の結果であろうと推測。
・最近では札幌市南部においてシロオビヒメヒカゲ道東亜種の存在が確認されており,この侵入の経緯については現在不明。