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J-GLOBAL ID：201902278730871378   整理番号：19A2450043

Drosophila melanogaster(キイロショウジョウバエ)の単一自然集団における飢餓時の長時間睡眠に関連した飢餓耐性【JST・京大機械翻訳】

Starvation tolerance associated with prolonged sleep bouts upon starvation in a single natural population of Drosophila melanogaster

著者 (3件)： Miura Mai (Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University, Hachioji, Japan) ,  Takahashi Aya (Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University, Hachioji, Japan) ,  Takahashi Aya (Research Center for Genomics and Bioinformatics, Tokyo Metropolitan University, Hachioji, Japan)
資料名： Journal of Evolutionary Biology  (Journal of Evolutionary Biology)
巻： 32  号： 10  ページ： 1117-1123  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0534A  ISSN： 1010-061X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動物における飢餓耐性の大きな遺伝的変異は,低栄養条件に対処するための複数の戦略があることを示す。ショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)は典型的には睡眠を抑制することにより飢餓に応答し,食物を探索するための運動活性を増強する。しかし,自然個体群においては,低栄養条件下での睡眠抑制に対する費用と利益があり,睡眠を通してのエネルギー節約は食品アベイラビリティに依存するより良い戦略であると仮定した。本研究では,日本のKatsunumaからの21の野生由来近交系における,摂食および飢餓条件下での,睡眠関連形質の変化を定量化し,それらの形質と飢餓耐性の間の関係を分析した。ほとんどの系統は睡眠時の全時間を抑制することにより飢餓に応答したが,睡眠時間を有意に増加させることにより応答する2つの系統があり,睡眠時の総時間を減少させなかった。これらの遺伝子型は,睡眠の即時抑制により応答する遺伝子型と比較して,急性飢餓条件でより長く生存した。これは,長い非中断睡眠時の代謝速度の低下によるものと考えられた。単一個体群内の飢餓に対する強化採餌と休止戦略の共存は,自然界における予測できない食品アベイラビリティによる食品探索とエネルギー保存の間の行動的トレードオフの存在と一致する。これらの結果は,環境ストレス耐性の基礎となる遺伝的変異の維持に寄与する進化的機構への洞察を提供する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 食品 ,  *ショウジョウバエ ,  栄養失調 ,  アベイラビリティ ,  生理学 ,  遺伝子型 ,  動物 ,  個体群
準シソーラス用語： 環境ストレス耐性 ,  採餌 ,  代謝速度 ,  近交系 ,  遺伝的変異 ,  *飢餓耐性 ,  *キイロショウジョウバエ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ショウジョウバエ ,  進化生理学 ,  睡眠 ,  飢餓 ,  トレードオフ

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (6件)： Drosophila ,  キイロショウジョウバエ ,  飢餓 ,  長時間 ,  睡眠 ,  飢餓耐性