抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】早期胃癌(EGC)における末梢血循環腫瘍細胞(CTC)の診断と予後を評価する。方法:胃カメラ検査にて胃粘膜病変、EGCを疑う189例の患者を病理診断により、64例のEGC患者と125例の非EGC患者に分けた。CellSearchシステムを用い、すべての患者のCTC発現状況を測定し、病理診断結果をゴールドスタンダードとし、CTCの診断効果を評価した。異なる臨床特徴EGC患者のCTC発現情況を比較し、EGC患者の予後に影響する要素を分析した。結果:189例の患者のうち、24例の患者のCTCは陽性を呈し、いずれもEGC患者であり、CTC診断EGCの感度は37.50%、特異性は100%、陽性予測値は100%、陰性予測値は75.76%、正確率は78.84%であった。CTC陽性とCTC陰性EGC患者のリンパ節転移状況、脈管癌栓情況の比較は、統計学的有意差があった(P<0.01)。CTC陽性、リンパ節転移、有脈管癌栓を有するEGC患者の再発或いは転移率はCTC陰性、リンパ節転移なし、無脈管癌栓患者より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。異なる性別、年齢、腫瘍位置、浸潤の深さ、分化程度と大体の病理タイプのEGC患者の再発または転移状況を比較すると、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。結論:CellSearchシステムによるCTCの検出はEGCの診断効率が低いが、リンパ節転移と予後不良の参考指標とすることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】