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J-GLOBAL ID：201902278930310907   整理番号：19A2440977

ベシクル中のイリジウム(III)錯体の光機能 水溶液中の水素発生に対する長寿命励起状態と可視光増感【JST・京大機械翻訳】

Photofunctions of iridium(iii) complexes in vesicles: long-lived excited states and visible-light sensitization for hydrogen evolution in aqueous solution

著者 (4件)： Sebata Shinogu (Department of Basic Science, Graduate School of Arts and Sciences, The University of Tokyo, 3-8-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8902, Japan. [e-mail] [e-mail]) ,  Takizawa Shin-ya ,  Ikuta Naoya ,  Murata Shigeru
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 48  号： 39  ページ： 14914-14925  発行年： 2019年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,カチオン性ビス-シクロメタル化Ir(III)錯体の光化学は,長寿命で強いりん光,可視光吸収,光増感特性を含む錯体の特徴的な光機能により学際的研究で注目を集めている。ここでは,クマリン6と異なる補助配位子(すなわち,4,4′-ジメチル-2,2′-ビピリジンと2-(2-ピラゾールイル)ピリジン))からなる2つのIr(III)錯体,Ir2とIr3を調製し,いくつかの溶媒中でのそれらの光物理的性質を調べるために特性化した。これらの化合物をDPPCベシクルに組み込み,水溶液中での光増感特性を調べた。Ir2とIr3は可視領域で強く光を吸収し,全ての試験した環境でクマリン配位子により支配される類似のりん光スペクトルプロファイルを示した。対照的に,補助配位子と周囲環境は励起状態失活経路に影響した。例えば,Ir2のりん光は高極性溶媒とベシクル膜で弱く,対照的にIr3はこれらの媒体中で強く驚くほど長寿命のりん光を示した(Φ=25~38%とτ=32~41μs)。膜表面に結合したIr2とIr3の可視光照射により,電子ドナーと水溶性Ni(II)触媒が外側水相に存在するとき,H_2の発生が生じた。これらの条件下で,Ir2を組み込んだ反応系は,光増感剤安定性およびターンオーバ頻度に関して,Ir3系よりもはるかに優れていた。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *光増感反応 ,  *可視光 ,  *励起状態 ,  水溶性 ,  *ベシクル ,  リン光 ,  *錯体 ,  *水溶液 ,  触媒 ,  *増感 ,  キャラクタリゼーション ,  ラクトン ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 可視領域 ,  シクロメタル化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (2件)： クマリン ,  4,4′-ジメチル-2,2′-ビピリジン

タイトルに関連する用語 (9件)： ベシクル ,  イリジウム ,  錯体 ,  光機能 ,  水溶液 ,  水素発生 ,  長寿命 ,  励起状態 ,  光増感