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J-GLOBAL ID:201902279042772134   整理番号:19A2607893

強い光への順化中の翻訳因子EF-Tuの光誘導性発現は光化学系IIの修復を増強する【JST・京大機械翻訳】

Light-inducible expression of translation factor EF-Tu during acclimation to strong light enhances the repair of photosystem II
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資料名:
巻: 116  号: 42  ページ: 21268-21273  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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光合成生物において,光化学系II(PSII)の修復は,PSIIの光阻害の結果としての軽減により,強い光への順応後に増強される。著者らは以前に,アミノアシルtRNAをリボソームに送達する翻訳伸長因子EF-Tuの酸化が藍藻類Synechocystis sp. PCC6803におけるPSIIの修復を抑制することを報告した。本研究では,Synechocystisの強光への順応後のPSIIの修復におけるEF-Tuの役割を調べた。強い光下で増殖した細胞において,PSIIの修復と蛋白質de novoの合成の両方が,PSIIの光阻害の結果としての軽減により,強い光下で増強された。さらに,EF-Tuのレベルは上昇したが,翻訳因子EF-Gおよびリボソーム蛋白質L2およびS12のような翻訳機構の他の成分のレベルは有意に変化しなかった。EF-Tuに対する遺伝子の発現は,転写レベルでモニターされたように,光により誘導された。EF-Tuのレベルの上昇は,種々の強度で光下で増殖した細胞におけるPSII修復のその後の増強と強く相関した。さらに,SynechocystisにおけるEF-Tuの過剰発現は,非順化条件下での細胞培養後でも,強い光下で蛋白質合成およびPSII修復を増強した。これらの観察は,EF-Tuのレベルの上昇が,強い光への順応の間に発生するPSIIの修復のための能力を強化することにおける重要な因子である可能性があることを示唆する。Copyright 2019 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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光合成  ,  植物生理学一般 

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