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J-GLOBAL ID:201902279349006953   整理番号:19A2242900

バックグラウンドノイズイメージング法に基づいて,Tanlu断層帯の中南部と隣接地域の地殻速度構造と変形特性を研究した。【JST・京大機械翻訳】

Crustal velocity structure and deformation features in the central-southern segment of Tanlu fault zone and its adjacent area from ambient noise tomography
著者 (7件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 2490-2509  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0627A  ISSN: 0001-5733  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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Tanlu断層帯は中国東部の北北東走向を貫く深大断層であり、その中、南段及びその隣区(115°E-121°E、29.5°N-35°N)は大別造山帯、蘇魯造山帯、長江中下流成鉱帯及び合肥盆地を横断した。当該地域の地殻速度構造及び変形特徴を研究するために、著者らは安徽省と江蘇省及びその周辺地区の105のステーション(固定台駅98個、流動台駅7個)の垂直連続波形データを用い、時間範囲は2014年5月から2015年7月まで、計14ケ月であった。バックグラウンドノイズ相互相関法を利用して、垂直成分相互相関関数から最終的に2590本のRayleigh波位相速度分散曲線を抽出し、周期範囲が530sのRayleigh波方位異方性位相速度分布図を得た。次に,一次元層状横波速度モデルを,格子点Rayleigh波位相速度分散によって得て,そして,三次元横波速度モデルを,組み立てた。本論文のインバージョン結果により、既存の資料を総合し、以下の結論を得た。(1)北大別、湖南隆起、長江中下流成鉱帯、合肥盆地北部大橋陥没地域に中地殻横波高速体が存在し、岩石圏と下地殻の層間剥離及び中生代中国東部の広範囲マグマ活動と直接関係があり、深層原因は古太平洋沈み込みと関係がある可能性がある。(2)蘇魯造山帯の南縁は、嘉山の響水断裂に垂直であり、南から北中上地殻の低速体の深さは浅くなり、この低速度体は高圧/超高圧変成岩と揚子プレートの接触における破砕帯であり、揚子プレートと華北プレートの接触の境界である。(3)Tanlu断層合肥-嘉山帯両側及び大別造山帯東縁の短周期Rayleigh波相の速軸方向はTanlu断裂帯走向とほぼ一致し、三畳紀衝突期と白亜紀時期の大規模左横ずれ活動の結果である可能性がある。(4)合肥盆地南部の1520s周期のレイリー波位相の速い軸方向は北西-南東向きであり、この地域の下地殻の速波方向は北西-南東向きであり、大別造山帯が折り返しの痕跡であると推測した。(5)Tanlu断層帯の構造と地震活動性には明らかな区分性があり、嘉山-宋城段のTanlu断裂帯は現在の地震活動性が弱いが、強い古地震が発生し、現在、Tanlu断裂帯の宿遷帯は閉鎖状態にある可能性があり、長期から見ると、この地域の大震発生の可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地殻・上部マントルの構造・組成  ,  地震学一般 

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