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J-GLOBAL ID：201902279447123622   整理番号：19A0654700

北極エアロゾル中の多環芳香族炭化水素,芳香族ケトン,カルボン酸,及び微量金属の分布 極性太陽上昇における長距離大気輸送,光化学的分解/生産【JST・京大機械翻訳】

Distributions of Polycyclic Aromatic Hydrocarbons, Aromatic Ketones, Carboxylic Acids, and Trace Metals in Arctic Aerosols: Long-Range Atmospheric Transport, Photochemical Degradation/Production at Polar Sunrise

著者 (5件)： Singh Dharmendra Kumar (Chubu Institute for Advanced Studies, Chubu University, Japan) ,  Kawamura Kimitaka (Chubu Institute for Advanced Studies, Chubu University, Japan) ,  Kawamura Kimitaka (Department of Chemistry, Tokyo Metropolitan University, Japan) ,  Yanase Ayako (Department of Chemistry, Tokyo Metropolitan University, Japan) ,  Barrie Leonard A. (Bolin Centre Research, Stockholm University, Sweden)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 51  号： 16  ページ： 8992-9004  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 芳香族酸,芳香族ケトン,多環芳香族炭化水素(PAHs),および微量金属の分布,相関,および発生源割当てをカナダの高い北極エーロゾルにおいて研究した。少量の硫黄含有複素環PAH(ジベンゾチオフェン)と主要な6つの発癌性PAHsを含む19のPAHsを,高い比率のフルオランテンとそれに続くベンゾ[k]-フルオランテン,ピレン,およびクリセンで検出した。しかし,春の日照期間において,それらの濃度は光化学分解のために著しく減少した。3月中旬から4月中旬にかけて,ベンゾ[a]ピレン対ベンゾ[e]ピレン比は著しく低下し,4月下旬から5月にかけてさらに減少した。これらの結果は,北極上で輸送されたPAHsが極性日の出で強い光化学分解を受けることを示唆する。芳香族ケトンは春に減少したが,安息香酸とフタル酸のようないくつかの芳香族酸の濃度は,極性日の出の過程で増加し,芳香族炭化水素が酸化され,芳香族酸をもたらすことを示唆した。しかしながら,PAHsは,PAHsがLMW二酸よりも1~2桁少ないので,北極大気中の極性太陽上昇で主に形成されるシュウ酸のような低分子量(LMW)二酸の主要源として作用しない。微量金属と有機物の相関,それらの発生源,微量遷移金属の可能な役割を説明した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *カルボン酸 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  *エアロゾル ,  カナダ ,  *光化学 ,  有機物 ,  *芳香族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  芳香族カルボン酸
準シソーラス用語： 発生源 ,  *微量金属 ,  *北極地方 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (5件)： シュウ酸 ,  安息香酸 ,  クリセン ,  ピレン ,  フルオランテン

タイトルに関連する用語 (13件)： 北極 ,  エアロゾル ,  多環芳香族炭化水素 ,  芳香族ケトン ,  カルボン酸 ,  微量金属 ,  分布 ,  極性 ,  太陽 ,  長距離 ,  大気輸送 ,  光化学 ,  分解