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J-GLOBAL ID:201902279598659779   整理番号:19A1806905

Fourier変換赤外分光法により明らかにされた光化学系IIにおける二次キノンElectron受容体Q_bのラジカルアニオンの緩和速度のpH依存性調節【JST・京大機械翻訳】

pH-Dependent Regulation of the Relaxation Rate of the Radical Anion of the Secondary Quinone Electron Acceptor QB in Photosystem II As Revealed by Fourier Transform Infrared Spectroscopy
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巻: 57  号: 19  ページ: 2828-2836  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0270B  ISSN: 0006-2960  CODEN: BICHAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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光化学系II(PSII)は光合成中に光エネルギーを用いて水酸化を行う蛋白質複合体である。PSIIにおいて,水から抽出された電子は最終的に二次キノン電子受容体,Q_Bに移動し,二重還元により,Q_Bは二つのプロトンを結合することによりキノールに変換される。このように,PSIIにおける過剰な電子移動は,間質のpHを増加させる。本研究では,PSIIにおける電子流のpH依存性調節を調べるために,光誘起Fourier変換赤外差分分光法を用いて,その個体群の直接モニタリングにより,pH領域におけるQ_B-ラジカルアニオンの緩和速度を推定した。PSII膜における水酸化中心のS_2状態と電荷再結合によるQ_B-の減衰は,より高いpHで加速され,一方,除草剤存在下で調べたQ_A-のそれはpH≦7.5で実質的に影響を受けず,pH8でわずかに遅くなった。これらの観察は,蛍光検出を用いたQ_B-およびQ_A-崩壊の間接的モニタリングを含む以前の研究と一致した。Q_Bの加速緩和はQ_AとQ_Bの間の酸化還元平衡のシフトによって説明された。Q_BはQ_Bの近くの単一アミノ酸残基の脱プロトン化によって誘導されるより高いpHでQ_Bの酸化還元電位の減少に起因した。このpH依存性Q_B緩和は光保護のためのPSIIにおける電子流調節の機構の一つであることを提案した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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光合成 

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