文献

J-GLOBAL ID：201902279717399225   整理番号：19A2830635

成熟および未成熟デングウイルスに対する宿主免疫応答のモデリング【JST・京大機械翻訳】

Modelling the Host Immune Response to Mature and Immature Dengue Viruses

著者 (3件)： Borisov Milen (Institute of Mathematics and Informatics, Bulgarian Academy of Sciences, Sofia, Bulgaria) ,  Dimitriu Gabriel (University of Medicine and Pharmacy “Grigore T. Popa”, Universitatii 16, Iasi, Romania) ,  Rashkov Peter (Institute of Mathematics and Informatics, Bulgarian Academy of Sciences, Sofia, Bulgaria)
資料名： Bulletin of Mathematical Biology  (Bulletin of Mathematical Biology)
巻： 81  号： 12  ページ： 4951-4976  発行年： 2019年 
JST資料番号： W0201A  ISSN： 0092-8240  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 患者血液試料中に含まれる未成熟デングウイルスは,非切断表面蛋白質prMが膜融合に対して不適格になるので,本質的に感染性ではない。しかしながら,未成熟ビリオンは,それらが抗prM抗体と相互作用すると完全な感染性を回復し,一度,Fc受容体発現細胞へのオプソニン化ビリオン融合が促進される。著者らは,成熟した感染性と未成熟の非感染性デングウイルスの間の二分切開を考慮する免疫応答のための宿主内数学モデルを提案する。モデルは,異なる感染性を有するビリオンを産生する感染細胞と形質細胞様樹状細胞の異なる相互作用に関する実験的観察を説明する。非感染性ビリオンを産生する感染細胞の割合の関数として基本生殖数を計算し,一次及び二次デング感染における宿主の免疫応答を比較するために数値シミュレーションを用いた。これらの結果は,先天性と適応性免疫応答の間の橋渡しとして役立つ形質細胞様樹状細胞を有する免疫調節フレームワークに置くことができ,ウイルスがヒト宿主から蚊ベクターへの伝達の機会を最大にする進化的文脈についての仮説を検証するための潜在的な実験的研究のための疑問を提起する。Copyright 2019 Society for Mathematical Biology Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 膜融合 ,  生殖 ,  Fc受容体 ,  ビリオン ,  ヒト ,  *免疫反応 ,  *モデリング ,  オプソニン ,  相互作用 ,  ベクター ,  数学モデル ,  切開術 ,  適応性 ,  抗体
準シソーラス用語： *デングウイルス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： デング ,  数学モデル ,  ウイルス動力学 ,  免疫応答

分類 (1件)： ウイルスの生化学  (EG04030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 成熟 ,  デングウイルス ,  宿主免疫応答 ,  モデリング