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J-GLOBAL ID：201902279795496223   整理番号：19A2285464

有向パーコレーションの吸収状態に支配されるエントロピー【JST・京大機械翻訳】

Entropy Governed by the Absorbing State of Directed Percolation

著者 (2件)： Harada Kenji (Graduate School of Informatics, Kyoto University, Kyoto 606-8501, Japan) ,  Kawashima Naoki (Institute for Solid State Physics, University of Tokyo, Kashiwa, Chiba 277-8581, Japan)
資料名： Physical Review Letters  (Physical Review Letters)
巻： 123  号： 9  ページ： 090601  発行年： 2019年 
JST資料番号： H0070A  ISSN： 0031-9007  CODEN： PRLTAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,「吸収」状態と呼ばれる単一の特別な状態によって支配される相への非平衡連続遷移の正準モデルである([数式:原文を参照])次元指向パーコレーションの情報的側面を調べた。テンソルネットワーク方式を用いて,方向性パーコレーションの状態確率分布の時間発展を数値的に計算した。吸収相転移点におけるRenyiエントロピーの普遍的緩和と,活性相における新しい特異性を見出したが,吸収遷移点からはわずかだが明確に離れていた。新しい特異点では,二次Renyiエントロピーは明確なカスプを持つ。また,波動関数として確率分布に関して定義された「もつれエントロピー」の特異な挙動を検出した。もつれエントロピーは特異点の下で消失し,有限になる。吸収状態は,その発生が活性相で指数的に稀であるが,これらの現象の原因であることを確認した。この解釈は,臨界点と活性相におけるRenyiエントロピーの時間発展の統一的理解を提供する。Copyright 2019 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 特異点 ,  緩和現象 ,  指向性 ,  確率分布 ,  臨界点 ,  転移温度 ,  非平衡状態 ,  波動関数 ,  *エントロピー ,  カスプ磁場 ,  時間発展 ,  *パーコレーション
準シソーラス用語： 特異性 ,  Renyiエントロピー ,  テンソルネットワーク , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 量子力学一般  (BA06010C) ,  統計力学一般,多体問題  (BA08010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： パーコレーション ,  支配 ,  エントロピー