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J-GLOBAL ID:201902280151888266   整理番号:19A2180395

歯周疾患の診断への歯肉保持液におけるラクトフェリンとα1-アンチトリプシンの応用【JST・京大機械翻訳】

Application of Lactoferrin and α1-Antitrypsin in Gingival Retention Fluid to Diagnosis of Periodontal Disease
著者 (5件):
資料名:
巻: 2018  ページ: Null  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1784A  ISSN: 0278-0240  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:歯周疾患は一般的であり,口腔だけでなく全身病理にも関連する炎症を有する。バイオマーカーによる診断は歯周疾患の臨床診療に必要である。ラクトフェリンとα1-アンチトリプシンは両方とも炎症関連分子であった。本研究は,歯肉保持液(GRF)における歯周状態と2つのバイオマーカーの間の関係を調査した。患者と方法:歯周炎を有する63名の被験者において,GRFを30秒のマイクロブラシを用いて上顎前歯肉からサンプリングした。GRFにおけるラクトフェリンとα1-アンチトリプシン濃度を酵素結合溶媒免疫アッセイにより測定した。歯周状態は,ポケット深さ(PD)とプロービング(BOP)に関する出血を調査することによって評価した。結果.GRF(ラクトフェリン:61.0,α1-アンチトリプシン:54.7)より,唾液(中央値(ng/mL),ラクトフェリン:3611.9,α1-アンチトリプシン:4573.3)において,これらのバイオマーカーのより高いレベルがあった。GRFと唾液の間には,ラクトフェリンまたはα1-アンチトリプシンにおいて軽度から中等度ではあるが有意に正の相関があった。歯周状態の重症度を区別するために,GRFまたは唾液中のラクトフェリンまたはα1-アンチトリプシンの正の軽度から中程度の精度(曲線下面積:0.60~0.81)があった。PD≧4mm(中等度歯周炎)の≧30%を検出するためのGRFにおけるラクトフェリンのカットオフレベル(ng/mL)は68.6であり,BOP(臨床的に活性な歯周炎)の≧20%の検出は61.2であった。PD≧4mmの≧30%を検出するためのGRFにおけるα1-アンチトリプシンのカットオフレベル(ng/mL)は54.5であり,BOPの≧20%を検出することは35.3であった。結論.データは,歯周疾患に関する臨床診療へのGRFにおけるラクトフェリンとα1-アンチトリプシンの測定の応用を促進することができる。Copyright 2018 Ryosuke Koshi et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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歯と口腔の疾患  ,  歯の臨床医学一般  ,  歯と口腔の診断 
引用文献 (23件):
  • B. L. Pihlstrom, B. S. Michalowicz, N. W. Johnson, "Periodontal diseases," The Lancet, vol. 366, no. 9499, pp. 1809-1820, 2005.
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  • K. S. Kornman, R. C. Page, M. S. Tonetti, "The host response to the microbial challenge in periodontitis: assembling the players," Periodontology 2000, vol. 14, no. 1, pp. 33-53, 1997.
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  • K. Watanabe, Y. D. Cho, "Periodontal disease and metabolic syndrome: a qualitative critical review of their association," Archives of Oral Biology, vol. 59, no. 8, pp. 855-870, 2014.
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