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J-GLOBAL ID：201902280221153783   整理番号：19A1252473

実験講座(67)木質材料に対するモンテカルロ法の適用

著者 (1件)： 小川敬多 (静岡大)
資料名： 木材工業  (Wood Industry)
巻： 74  号： 6  ページ： 252-255  発行年： 2019年06月01日 
JST資料番号： F0206A  ISSN： 0026-8917  CODEN： MKOGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,モンテカルロ法に関する基本的な内容から木質材料への適用例を紹介。
・解析モデルはイメージできても,それを数式で表現できない場合に有効なモンテカルロ法の具体的な適用例として,円周率の算出に当たってモンテカルロ法を適用した例を説明。
・集成材の曲げ強度推定式は,n層の集成材の曲げ強度MOR_GL/T=min{MOR1,・・MORi,・・MORn}で表され,i層の代表値が判かれば曲げ強度の推定が可能なことを記述。
・モンテカルロ法が不要なケース:代表値を推定する場合と,モンテカルロ法が必要なケース:分布を含めて推定する場合に言及。

シソーラス用語： *木質材料 ,  *モンテカルロ法 ,  解析 ,  乱数 ,  シミュレーション ,  事例研究 ,  比率 ,  集成材 ,  *曲げ強さ ,  式 ,  解析モデル ,  実験
準シソーラス用語： 円周率 ,  解析手法 ,  推定式 ,  数式表現 ,  数値実験 ,  性能シミュレーション ,  適用事例

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

引用文献 (10件)：

• 中村 昇:J.Timber Eng.,19(1),13-20(2006)
• 中村 昇:J.Timber Eng.,19(2),53-58(2006)
• 中村 昇:乱数とモンテカルロシミュレーション,木質構造基礎理論,日本建築学会(編),丸善,12-16(2010)
• 園田里美,森田秀樹:集成材の断面設計理論,ティンバーメカニクス 木材の力学理論と応用,日本木材学会 木材強度・木質構造研究会(編),海青社,185-198(2015)
• 小松幸平:木材学会誌,43(11),934-939(1997)

タイトルに関連する用語 (3件)： 実験 ,  木質材料 ,  モンテカルロ法