文献

J-GLOBAL ID：201902280373887696   整理番号：19A2014508

道路トンネルにおける運転者の知覚速度に対するマルチスケール視覚情報の影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of multiscale visual information on driver’s perceived speed in highway tunnels

著者 (4件)： Zheng Zhanji (School of Transportation, Southeast University, Nanjing, China) ,  Du Zhigang (School of Transportation, Wuhan University of Technology, Wuhan, China) ,  Xiang Qiaojun (School of Transportation, Southeast University, Nanjing, China) ,  Chen Guojun (School of Transportation, Wuhan University of Technology, Wuhan, China)
資料名： Advances in Mechanical Engineering  (Advances in Mechanical Engineering)
巻： 10  号： 12  ページ： 1687814018818961  発行年： 2018年 
JST資料番号： W5122A  ISSN： 1687-8140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 速度錯覚は,高速道路トンネルにおける交通事故に対する主要な寄与因子である。本研究は,高速道路トンネルにおける運転者の視覚認識と運転安全性に及ぼす異なるスケールと周波数における視覚情報の影響を推定することを目的とした。運転者の速度知覚を指標として主観的に等価な速度の刺激を用いて測定した。30人の運転者を,運転シミュレータを用いて,速度知覚に関する心理物理実験を行うために募集した。0.1~32Hzの周波数範囲における大規模,中規模および小規模視覚情報を実験シーンにおいて用いて,比較のためのシーンを生成した。結果は,高周波視覚情報(2~32Hz)がトンネルにおける車両速度の運転者過大評価をもたらす可能性があることを示した。一方,中間周波数(0.4~1Hz)と低周波(0.1~0.2Hz)視覚情報は速度過小評価に寄与した。中規模情報は最大速度過大評価効果を有し,大規模および小規模情報(2~8Hzの有意差)が続いた。8Hz以下の中規模視覚情報は,速度知覚の分散度が最も低かった。したがって,統合された高周波,中規模視覚情報および中周波数,大規模および小規模視覚情報の使用は,運転者の速度錯覚を低減し,運転安全性を確保するために提案されている。Copyright The Author(s) 2018 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 中間周波数 ,  視認 ,  高速道路 ,  LF【周波数】 ,  HF【周波数】 ,  中規模 ,  *道路トンネル ,  交通事故 ,  *運転 ,  安全性
準シソーラス用語： 最高速度 ,  過小評価 ,  ドライビングシミュレータ ,  *視覚情報 ,  *マルチスケール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： マルチスケール ,  多周波数 ,  安全運転 ,  道路トンネル ,  速度知覚 ,  視覚情報

分類 (1件)： 運転者  (TB01040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 道路トンネル ,  知覚 ,  マルチスケール ,  視覚情報