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J-GLOBAL ID：201902280488193165   整理番号：19A2661488

マントルウェッジの水和過程における斜方輝石後の二次かんらん石の形成:モンゴル西部,Khantaishirオフィオライトからの証拠【JST・京大機械翻訳】

Formation of secondary olivine after orthopyroxene during hydration of mantle wedge: evidence from the Khantaishir Ophiolite, western Mongolia

著者 (8件)： Dandar Otgonbayar (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Okamoto Atsushi (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Uno Masaoki (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Oyanagi Ryosuke (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Nagaya Takayoshi (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Burenjargal Ulziiburen (School of Geology and Mining Engineering, Mongolian University of Science and Technology, Ulaanbaatar, Mongolia) ,  Miyamoto Tsuyoshi (Center for Northeast Asian Studies, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Tsuchiya Noriyoshi (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, Sendai, Japan)
資料名： Contributions to Mineralogy and Petrology  (Contributions to Mineralogy and Petrology)
巻： 174  号： 11  ページ： 1-22  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0949A  ISSN： 0010-7999  CODEN： CMPEAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 西部モンゴル,Khantaishi OphioliteにおけるNaran Massifの超苦鉄質体におけるMetaharzburiteとmetaduniteは,蛇紋岩化の多段階過程(アンチゴライト,lizダイト+ブルサイト,次にクリソタイル)を記録する。バルク岩石化学と一次かんらん石(P-かんらん石)とCr-スピネルの組成は,変質が前弧マントルで起こったことを示唆する。メタハルzージャイトにおいて,細粒(10~50μm)二次かんらん石(S-かんらん石)の新しい発生は,アンチゴライトのバンドを有する凝集体(数ミリメートルを横切る)の形をとる。S-かんらん石は,P-かんらん石(Mg#=0.92-0.94)より高いMg#値(0.96-0.98)を持ち,単斜輝石と磁鉄鉱の介在物を含む。P-かんらん石は,アンチゴライトと磁鉄鉱によって置き換えられた。P-およびS-かんらん石の両方において,lizダイト+ブルサイトのメッシュ組織を開発した。鉱物の微細構造と化学組成は,S-かんらん石凝集体が多段階水和過程に関連した斜方輝石のシュードモルフィック置換によって形成されたことを示唆する。薄い地殻下のマントルくさび条件を仮定すると,斜方輝石は最初に高温(~0.5GPaで500~650°C)でS-かんらん石+滑石により置換された。約400~500°Cの冷却と流体供給により,滑石はシリカの放出によりアンチゴライトに変換した。この段階の間,P-かんらん石はまた,斜方輝石分解から放出されたシリカの消費によってアンチゴライトに変換された。300°C以下の温度では,残留P-およびS-かんらん石粒子から形成されたlizダイト+ブルサイト±磁鉄鉱が形成された。本研究で示したS-かんらん石の形成は,砂漠化の一般的に起因する過程と対照的である。研究された超苦鉄質岩の地球化学データと苦鉄質岩について以前に報告されたそれらを考慮に入れて,著者らの結果は,沈み込み開始後の沈み込みスラブからの連続冷却と流体供給に応答して薄い地殻下のマントルウェッジが水和されたことを示唆する。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 地殻 ,  二酸化ケイ素 ,  サブダクション ,  *水和 ,  *マントル ,  単斜輝石 ,  *オフィオライト ,  蛇紋岩 ,  スピネル ,  *かんらん石 ,  磁鉄鉱 ,  *斜方輝石 ,  塩基性岩 ,  化学組成 ,  アンチゴライト

著者キーワード (5件)： 二次かんらん石 ,  蛇紋岩化 ,  マントルウェッジ ,  斜方輝石後のシュードモルフ ,  Khantaishirオフィオライト

分類 (2件)： 岩石学一般  (DE07010X) ,  岩石成因論  (DE07020I)

タイトルに関連する用語 (8件)： マントルウェッジ ,  水和 ,  過程 ,  斜方輝石 ,  かんらん石 ,  モンゴル ,  オフィオライト ,  証拠