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J-GLOBAL ID:201902280545810889   整理番号:19A0219028

高力Al-Zn-Mg-Cu系合金の熱間押出におけるテアリング発生挙動

Tearing mechanism for high-strength Al-Zn-Mg-Cu alloys in hot extrusion
著者 (5件):
資料名:
巻: 68  号: 12  ページ: 660-666  発行年: 2018年12月30日 
JST資料番号: F0772A  ISSN: 0451-5994  CODEN: KEIKA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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熱間押出において,テアリングはプロファイルの表面品質に重要な役割を果たす。本研究では,温度と速度の関係である押出限界線図により,テアリングのない7075アルミニウム合金の押出性を定量化した。テアリング機構を評価するために,テアリングの外観と元素分布を調べた。図によると,テアリングは高温と高速条件で容易に起こる。テアリング表面にはMicro-solid bridgeが観察され,ダイス領域で引張応力と結合した摩擦によって温度が上昇するので,可溶性Al2CuMgとMgZn2化合物の融解の局在化が示唆された。熱間押出中に,再結晶は結晶粒成長に影響を及ぼし,金属間化合物が結晶粒界に形成して結晶粒間の結合強度を低下させ,テアリング感受性が促進した。亜鉛とマグネシウム濃度は,アルミニウムマトリックスへの拡散のために,結晶粒界の近傍で高いが,不溶性Al7Cu2Fe粒子は大きく,結晶粒界に残留し,テアリングをもたらした。結晶粒微細化は不溶性化合物のサイズを減少させ,可溶性化合物の散乱を促進する。したがって,テアリング感受性を低下させるためには,ビレットの化学組成と軸受領域での摩擦の制御により,熱間押出プロセス中に結晶粒微細化を制御しなければならない。これにより温度が上昇し,再結晶が誘起される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
引用文献 (22件):
  • 1) W. Z. Misiolek: Metalworking: Bulk Forming, ed. by S. L. Semiatin, ASM Handbook Vol. 14A, (2005), 522-527.
  • 2) S. K. Pradip: Aluminum Extrusion Technology, ed. by ASM Int., (2000), 187-209.
  • 3) R. Akeret and P. M. Stratman: Light Met Pt. I-II. Age, 31 (1973), 15-18.
  • 4) E. Tempelman, H. Shercliff and B. N. van Eyben: Manufacturing and Design, Butterworth-Heinemann, (2014), 69-83.
  • 5) A. F. M. Arif, A. K. Sheikh, S. Z. Qamar, M. K. Raza and K. M. Al-Fuhaid: KFUPM, 5 (2002), 137-154.
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