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J-GLOBAL ID:201902280574149111   整理番号:19A1822296

自助・共助のための防災マップ作成ワークショップの実践と課題-北海道石狩市における水害・土砂災害を事例として-

Implementation and Challenges of a Map-Making Workshop for Self/Mutual Disaster Mitigation: A Case of Flood and Sediment Disaster in Ishikari City, Hokkaido, Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 70-89  発行年: 2019年07月28日 
JST資料番号: L2586A  ISSN: 0286-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,災害時における自助・共助を念頭に,自然災害の地理的特性に着目した防災マップ作成活動の可能性と課題について議論・検討した。防災マップ作成活動は北海道石狩市における水害・土砂災害をテーマに,講義やフィールドワーク,プレゼンテーションによって実施された。マップ作成活動は,自治会,小学校から14名の参加者(小学生3名を含む)を得て,2016年8月27日に行われた。参加者へのアンケート調査や作成された3種類の防災マップ,プレゼンテーションから得られたデータの分析の結果,マップ作成活動が防災に関する個人の知識や経験を住民間で共有することを促進することが示された。ただし,自然の恵みとしての側面とともに災害を引き起こす素因としての側面をもつ地域の自然/建造環境と地域の災害特性との関係に対する住民の理解は依然として十分ではなく,長期的な視点に立った防災教育に課題も残されている。(著者抄録)
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (34件):
  • 朝位孝二・古賀将太・榊原弘之 (2011):洪水経験のある住民のハザードマップ配布前後の防災意識構造の比較.土木学会論文集B1 (水工学),67-2,30-40.
  • 石橋 源編著 (1980):『浜益村史』浜益郡浜益村役場.
  • 遠藤良二 (1986):地理教育における自然環境の扱い-東京低地帯の地形と水害を例として-.中村和郎・岩田修二編:『地誌学を考える-戸谷洋先生退職記念地誌学論文集-』古今書院,170-190.
  • 大西宏治 (2012):地図を活用した防災教育の有効性.新地理,60-1,30-36.
  • 大西宏治・廣内大助・富田啓介 (2007):災害・防災に関する生涯学習地理教育の取り組み-愛知県天白川を事例として-.小林浩二編:『実践 地理教育の課題-魅力ある授業をめざして-』ナカニシヤ出版,208-221.
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