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J-GLOBAL ID：201902280856089492   整理番号：19A2685516

府県型飼料生産コントラクターによるトウモロコシ作業の展開と課題

著者 (1件)： 恒川磯雄 (農研機構 中央農業研究セ)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 57  号： 3  ページ： 29-34  発行年： 2019年10月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・トウモロコシサイレージの経済性と課題の確認,新技術の特徴および栃木県の事例を紹介。
・最近,自給飼料と輸入飼料のコスト比較から,自給飼料の優位性がますます増加。
・牧草類で一般であったロールべーラがトウモロコシでも開発されてトウモロコシサイレージの生産が拡大。
・細断型ロールべーラや汎用型収穫機を使用するコントラクターの活動で酪農家の経営規模に関わらず那須地区の自給飼料生産が大きく変化。
・トウモロコシサイレージの収穫作業をコントラクターに委託した場合の経済性は輸入乾草よりメリットがあり,余剰農家を介した販売事業としても成立。
・コントラクターの課題としては運営リーダーの後継者確保,農業機械の知識に長けた人材確保。

シソーラス用語： サイレージ ,  *トウモロコシ ,  飼料 ,  牧草梱包機 ,  *作業組織 ,  乾草 ,  後継者育成 ,  農業機械 ,  行為 ,  生産性 ,  栃木県
準シソーラス用語： *コントラクタ ,  トウモロコシサイレージ ,  細断型ロールベーラ ,  飼料生産 ,  自給飼料 ,  人材確保 ,  輸入飼料

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  農業機械・施設一般  (FB03010O)

引用文献 (10件)：

• 青木康浩(2012):「トウモロコシサイレージの国内流通の現状と課題」,『平成24年度自給飼料活用型TMRセンターに関する情報交換会資料』 (農研機構畜産草地研究所),pp.71-78.
• 荒木和秋・杉村泰彦(編著)(2018):『自給飼料生産・流通革新と日本酪農の再生』,筑波書房.
• 淡路和則(2015):「大規模飼料作における細断型ロールベーラの利用実態」,『農業経営研究』,53(2),67-72.
• 西村和志(2013):「大型機械体系によるトウモロコシ二期作技術と酪農経営への導入効果」,『関東東海農業経営研究』,103,pp.85-90.
• 西村和志(2015):「西南暖地におけるコントラクターモデル」,『中央農業研究センター研究資料』,11,pp.126-131.

タイトルに関連する用語 (4件)： 飼料生産 ,  コントラクター ,  トウモロコシ ,  展開