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J-GLOBAL ID:201902281063998554   整理番号:19A1307717

ゴマ種子(Sesamum indicum)における主要リグナン,セサモール:抗腫瘍特性と作用機序【JST・京大機械翻訳】

Sesamol, a major lignan in sesame seeds (Sesamum indicum): Anti-cancer properties and mechanisms of action
著者 (2件):
資料名:
巻: 855  ページ: 75-89  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セサモールは天然フェノール化合物であり,ゴマ種子(Sesamum indicum)とゴマ油から分離された主要リグナンである。セサモールの治療的可能性を集中的に研究し,セサモールが抗酸化,抗変異原性,抗肝毒性,抗炎症,抗老化,及び化学予防特性を有する代謝調節因子として作用するという説得力のある証拠がある。種々の研究はセサモールが強力な抗癌効果を発揮することを報告している。ここでは,いくつかの癌細胞系および動物モデルにおけるセサモールのin vitroおよびin vivo抗癌活性を要約する包括的レビューを提供する。セサモールがそのラジカル消去能と脂質過酸化低下能を通して酸化ストレスに対して果たす保護的役割を分析した。アポトーシスを調節するセサモールの能力と細胞周期の種々の段階についても概説した。さらに,セサモールがその抗酸化,抗炎症およびアポトーシス促進/抗増殖の役割を実行することを標的とすると思われるシグナル伝達経路について議論する。標的となるシグナル伝達経路は,p53,MAPK,JNK,PI3K/AKT,TNFα,NF-κB,PPARγ,カスパーゼ-3,Nrf2,eNOS,およびLOX経路を含む。セサモールがその抗癌効果を送達するために実行する作用機序を明らかにした。まとめると,セサモールはin vitro及びin vivoで強力な抗癌特性を有することを示唆する十分な証拠がある。セサモールの分子標的の完全な理解およびその抗癌効果の基礎となる作用機序は,癌予防および治療における化学療法剤としてのセサモールの可能な使用に必要である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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消炎薬の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般  ,  向精神薬の基礎研究  ,  消化器の基礎医学 
物質索引 (1件):
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