文献

J-GLOBAL ID：201902281169746509   整理番号：19A2650956

氷の表面と高活性抗凍結蛋白質の遠隔相互作用における溶媒和水の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of the Solvation Water in Remote Interactions of Hyperactive Antifreeze Proteins with the Surface of Ice

著者 (3件)： Grabowska Joanna (Faculty of Chemistry, Department of Physical Chemistry, Gdansk University of Technology, Poland) ,  Kuffel Anna (Faculty of Chemistry, Department of Physical Chemistry, Gdansk University of Technology, Poland) ,  Zielkiewicz Jan (Faculty of Chemistry, Department of Physical Chemistry, Gdansk University of Technology, Poland)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 123  号： 38  ページ： 8010-8018  発行年： 2019年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ほとんどの蛋白質分子は氷に吸着せず,例外の一つはいわゆる凍結防止蛋白質である。本論文では,氷に向かう氷結合面で配向しない氷表面から離れた凍結防止蛋白質分子を押す力があり,この押込み力は氷に向かう氷結合面で蛋白質が配向している時でも存在することを述べた。この力は,氷と蛋白質の表面に関して,特定の距離基準が満たされるときにのみ存在する。それは,氷と蛋白質分子の間の水の凝固の前に,吸着の初期段階で作用する。この力の発生の水起源機構と氷表面への凍結防止分子の遠隔付着機構を提案した。液体水中では,局所的に有利な構造,秩序化および高い比体積が存在する。蛋白質分子の存在は通常,液体水中に存在する平衡をシフトさせ,高密度,無秩序構造の数を増加させ,低密度構造の数を減少させる。局所的に有利な構造の生成は,これらの表面間の距離が適切な形成に十分でないので,これらの表面間の距離がこれらの構造を発達させることができない場合には,氷表面と蛋白質表面との間でのみならず,氷表面と蛋白質表面の間にも妨害される可能性がある。この結論は,溶媒和層における水素結合ネットワークと水分子の第一と第二溶媒和殻の間の分離を特徴付ける構造秩序パラメータのような単一水素結合の平均幾何学の解析によって支持される。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 吸着 ,  秩序パラメータ ,  *相互作用 ,  水分子 ,  幾何学 ,  凍結防止 ,  付着 ,  *タンパク質 ,  *溶媒和 ,  水素結合
準シソーラス用語： 水素結合ネットワーク ,  秩序構造 ,  高密度 ,  液体水 ,  *凍結防止蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 氷 ,  活性 ,  抗凍結蛋白質 ,  相互作用 ,  溶媒和 ,  役割