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J-GLOBAL ID：201902281251378199   整理番号：19A0196825

水田生態系における放棄と植生遷移に沿ったクモ多様性と群集構造の変化【JST・京大機械翻訳】

Changes in spider diversity and community structure along abandonment and vegetation succession in rice paddy ecosystems

著者 (3件)： Baba Yuki G. (Institute for Agro-Environmental Sciences NARO, Kannon-dai, Tsukuba-shi 305-8604, Ibaraki, Japan) ,  Tanaka Koichi (Institute for Agro-Environmental Sciences NARO, Kannon-dai, Tsukuba-shi 305-8604, Ibaraki, Japan) ,  Kusumoto Yoshinobu (Western Region Agricultural Research Center, NARO, 2575 Ikano-cho, Zentsuji-shi, Kagawa 765-8508, Japan)
資料名： Ecological Engineering  (Ecological Engineering)
巻： 127  ページ： 235-244  発行年： 2019年 
JST資料番号： W0674A  ISSN： 0925-8574  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 圃場放棄は農地の生物多様性に対する新しい脅威であるが,節足動物群集への影響は不明のままである。水田放棄が水田生態系におけるクモの豊度と多様性にどのように影響するかを調べた。日本の茨城県において,水田におけるクモ類と異なる組合せの植生遷移期(初期,中期,後期)と土壌含水量(湿潤または乾燥)を持つ6つのタイプの放棄圃場を収集した。cursorクモの豊度と種の豊富さは水田におけるよりも放棄圃場において高かったが,orweの場合には差がなかった。全クモの豊度は,遷移段階の増加とともに減少したが,応答は,オブのweaverとcursorのクモの間で異なった。orweの豊度は中期段階で減少し,一方,cursorクモのそれは後期段階で減少した。土壌水分含有量はorweの豊度にのみ影響を及ぼした。豊度は乾燥土壌より湿った土壌で高かった。種の豊富さは,植生遷移または土壌含水量のいずれかによって影響を受けなかった。一方,個体ベースの種蓄積曲線は,希薄種の豊富さが後期段階の放棄圃場においてより大きい傾向があることを示した。配列分析は,種組成が異なる遷移段階において水田と放棄圃場の間で明らかに異なることを示した。著者らの発見は,クモの豊度と多様性が栽培圃場より放棄圃場で高く,種組成が圃場放棄と継承に依存して変化することを示唆する。したがって,異なる継承段階で栽培圃場と放棄圃場を維持することは,水田生態系を横切るクモの高い多様性を維持することができる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 含水量 ,  農地 ,  節足動物 ,  生物多様性 ,  茨城県 ,  湿潤 ,  *栽培 ,  乾燥土 ,  土壌含水量 ,  種組成 ,  配列解析 ,  種豊富度 ,  *群集構造 ,  *植生遷移 ,  *水田生態系 ,  無脊椎動物

著者キーワード (5件)： araneae ,  節足動物 ,  関東地域 ,  茨城県 ,  使用不足

分類 (3件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  土壌生物  (FB04050N) ,  農業廃棄物の廃水処理  (FB07020B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水田生態系 ,  植生遷移 ,  クモ ,  多様性 ,  群集構造