文献

J-GLOBAL ID：201902281298754266   整理番号：19A2524903

合成表面水中の細菌に対する酸化グラフェンの毒性に及ぼす水硬度の影響【JST・京大機械翻訳】

The effect of water hardness on the toxicity of graphene oxide to bacteria in synthetic surface waters

著者 (5件)： Zeng Zhiyuan (Department of Environmental Science, Zhejiang University, Hangzhou, 310058, China) ,  Yang Kun (Department of Environmental Science, Zhejiang University, Hangzhou, 310058, China) ,  Yang Kun (Zhejiang Provincial Key Laboratory of Organic Pollution Process and Control, Zhejiang University, Hangzhou, 310058, China) ,  Lin Daohui (Department of Environmental Science, Zhejiang University, Hangzhou, 310058, China) ,  Lin Daohui (Zhejiang Provincial Key Laboratory of Organic Pollution Process and Control, Zhejiang University, Hangzhou, 310058, China)
資料名： Aquatic Toxicology  (Aquatic Toxicology)
巻： 216  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0823B  ISSN： 0166-445X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広範囲の応用で使用される酸化グラフェン(GO)は,ますます水生環境に導入されている。この状況は,環境リスクを評価するためのGO毒性に関する研究を必要とする。本研究では,GO凝集および溶液硬度の影響を明らかにするために,合成表面水(軟水,中程度硬水および硬水)における凝集平衡の前後に,大腸菌に対するGOの毒性効果を研究した。GOの細胞毒性は溶液硬度の増加と共に増加したが,GO凝集後には減少した。軟水,中程度硬水,および硬水における分散GOの3時間50%阻害濃度(IC50)値は,それぞれ,12.2±2.2,8.5±1.5,および4.0±1.0mg/Lであった。合成表面水における24時間の振とう(凝集平衡)の後に,分散したGOは凝集し,3つの合成水におけるGO凝集体の3時間IC50値は,それぞれ40.3±6.9,15.9±2.2,および7.5±1.5mg/Lであった。分散GOシートは大腸菌細胞を包み,細胞膜を切断し,細胞膜の破壊と細胞不活性化をもたらした。水硬度の増加とともに,GOシート/凝集体と大腸菌細胞間のヘテロ凝集が強化され,毒性効果の増加をもたらした。GO凝集体は大腸菌細胞を捕捉することもできたが,鋭い端部を持たない細胞膜破壊に対して限られた効果を示し,それにより分散したGOシートと比較してより低い毒性効果を引き起こした。これらの結果は,GOの生態学的影響の評価に新しい光を当てた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 不活性化 ,  細胞毒性 ,  殺菌作用 ,  細胞膜 ,  凝集 ,  *毒性 ,  大腸菌 ,  軟水 ,  *硬度 ,  凝集体 ,  硬水 ,  *表面水
準シソーラス用語： ヘテロ凝集 ,  水生環境 ,  *酸化グラフェン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 酸化グラフェン ,  合成表面水 ,  殺菌効果 ,  凝集

分類 (1件)： 動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 表面水 ,  細菌 ,  酸化グラフェン ,  毒性 ,  水硬度