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J-GLOBAL ID:201902281316167481   整理番号:19A1262165

ネオアジュバント化学放射線療法前後の直腸癌患者におけるプログラム細胞死-リガンド1発現とCD8+TILの予後関連性【JST・京大機械翻訳】

Prognostic relevance of programmed cell death-ligand 1 expression and CD8+ TILs in rectal cancer patients before and after neoadjuvant chemoradiotherapy
著者 (8件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 1043-1053  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0032A  ISSN: 0171-5216  CODEN: JCROD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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放射線療法は免疫チェックポイント遮断(ICB)の治療反応を促進することが最近報告されている。しかしながら,術前ネオアジュバント化学放射線療法(neoCRT)を受ける局所進行直腸癌(LARC)患者におけるプログラム細胞死-リガンド1(PD-L1)発現に焦点を当てた研究はほとんどない。本研究の目的は,ネオCRT前後のPD-L1発現状態とCD8+腫瘍内浸潤リンパ球(TILs),および直腸癌における臨床病理学的特徴との関連を調査することであった。PD-L1およびCD8+TILsの免疫染色を,neoCRTにより治療した112人のペアマッチLARC患者で行った。ネオCRT前後の腫瘍微小環境内の腫瘍PD-L1発現とCD8+TILsを免疫組織化学により評価した。高い腫瘍PD-L1発現は50から63%に有意に増加し,高いCD8+TILs数もネオCRT処理後32から35%にわずかに増加した。ネオCRTの前後の高い腫瘍PD-L1は,改善された無病生存(DFS,プレネオCRT:P=0.003およびポストネオCRT:P=0.003)および全体的生存(OS,プレネオCRT:P=0.045およびポストネオCR:P=0.0001)と関連していた。ネオCRT前の高CD8+TILsはDFSの改善と関連しており(p=0.057),ネオCRT後のDFSの改善と有意に関連していた(p=0.039)。ネオCRT前後の高腫瘍PD-L1およびCD8+TILs患者は,DFSの改善と有意に関連していた(プレネオCRT:P=0.004およびポストネオCRT:P=0.006)。本結果は腫瘍のPD-L1発現と腫瘍微小環境内のCD8+TILsの動員がネオCRT処理により増加するという証拠を提供する。腫瘍PD-L1およびCD8+TILsは,ネオCRTで治療されたLARC患者の生存のための予後バイオマーカーである。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
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腫ようの薬物療法  ,  生物学的機能  ,  呼吸器の腫よう  ,  消化器の腫よう  ,  腫ようの治療一般 

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