抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまで地震活動の空間分布は,二次元マップと今のところ,ある線に沿った垂直断面で可視化されてきた。技術の進歩により,筆者らは,三次元(3D)視野における日本の地震活動を表示できるiPhoneとiPad装置用のモバイルアプリケーションを開発した。各震源は,その色と大きさがそれぞれその深さとマグニチュードを表す三次元球状物体としてプロットされる。フィリピン海プレートと太平洋プレートの幾何形状も震源とともに同時に3次元多角形としてプロットできる。これらのプレート境界に加えて,日本の地形とその周りの海洋測深もまた3次元多角形としてプロットした。震源とプレート形状の3次元画像は,多くの地震が沈み込むプレートに沿って発生するなどの地震の空間分布を利用者が直感的に知覚するのを助ける。さらに,地震活動の時空間分布は震源の時間経過アニメーションによって見ることができる。NIED MOWLASの説明を用いることにより,インターネットを通して震源カタログをダウンロードすることができる。1か月間以上の地震(18,000個のイベント)がスムーズに表示され得る。(翻訳著者抄録)