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J-GLOBAL ID：201902281436650767   整理番号：19A0496207

ヒト肝癌HepG2細胞に対する60Hz磁場と抗癌剤の併用効果【JST・京大機械翻訳】

Combined Effect of 60 Hz Magnetic Fields and Anticancer Drugs on Human Hepatoma HepG2 Cells

著者 (3件)： Kakikawa Makiko (Faculty of Biological Science and Technology, Kanazawa University, Kanazawa, Japan) ,  Maeda Tetsuya (Kanazawa University, Kanazawa, Japan) ,  Yamada Sotoshi (Faculty of Production System Engineering and Sciences, Komatsu University, Komatsu, Japan)
資料名： IEEE Journal of Electromagnetics, RF and Microwaves in Medicine and Biology  (IEEE Journal of Electromagnetics, RF and Microwaves in Medicine and Biology)
巻： 3  号： 1  ページ： 56-60  発行年： 2019年 
JST資料番号： W3484A  ISSN： 2469-7249  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌細胞大腸菌を用いた以前のデータは,60Hz,50mTの磁場が抗生物質の有効性を増強することを示した。臨床癌化学療法における磁場を用いることにより,標的領域に対する抗癌剤の有効性を高め,用量を減少させ,副作用を抑制することができると推定される。しかしながら,原核生物細菌細胞,すなわち大腸菌は,多くの方法で真核生物および多細胞生物であるヒト細胞と異なるため,磁場がヒト癌細胞に対する抗癌剤の効果に影響するかどうかは明らかではない。本研究では,培養におけるヒト癌細胞のための磁場曝露装置を設計し,作製し,60Hz,50mT磁場がヒト肝細胞癌HepG2細胞に対する抗癌剤の有効性に影響するかどうかを調べた。抗癌剤シスプラチンによる実験の結果は,シスプラチン単独によるそれと比較して,シスプラチンと磁場の組合せによって,実行可能なHepG2細胞の量が有意に減少することを示した。これは,60Hz,50mTの磁場が,ヒト肝癌細胞に対するシスプラチンの殺細胞活性を増加させることを示唆した。抗腫瘍薬マイトマイシンCとドキソルビシンのHepG2細胞に対する効率は磁場曝露により有意に増加したが,磁場により達成された薬物の有効性の最大増強と関連した時間は薬物間で異なった。これらの結果は,60Hz,50mTの磁場がヒト癌HepG2細胞に対する抗癌剤の効果を強化することを示唆する。Copyright 2019 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 肝細胞癌 ,  有効性 ,  大腸菌 ,  *ヒト ,  *併用効果 ,  *磁場 ,  腫瘍細胞 ,  *HepG2細胞 ,  抗生物質 ,  シスプラチン ,  副作用 ,  *抗腫瘍薬 ,  アミノ糖 ,  キノン ,  配糖体 ,  多価フェノール ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  ジエン ,  カルバミド酸エステル ,  エノールエーテル
準シソーラス用語： 癌化学療法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (2件)： ドキソルビシン ,  マイトマイシン

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒト ,  肝癌 ,  HepG2細胞 ,  磁場 ,  抗癌剤 ,  併用効果