抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】卵巣癌細胞の増殖とSurvin発現に及ぼすアクチビン1(AP-1)の効果を調査する。【方法】(1)SKOV3細胞を対照群,AP-1群,空ベクター群,陰性対照群,およびAP-1小干渉RNA(siRNA)群に分割した。対照群以外、その他の群は相応の干渉を与えた。増殖阻害率,アポトーシス率,およびSurvin蛋白質とmRNA発現を,それぞれ,54時間後に検出した。(2)SKOV3細胞を対照群、AP-1群、プロモータープラスミド群、AP-1+プロモータープラスミド群、プロモーター突然変異群、AP-1+プロモータープラスミド突然変異群に分ける。対照群以外、その他の群は相応の干渉を与えた。AP-1転写活性,AP-1とDNA結合活性,AP-1とSurvinプロモーターの結合度を測定した。(3)SKOV3細胞をSP600125群、c-Junアミノ末端キナーゼ(JNK)RNA群、対照群に分け、対照群以外の群には相応の干渉を与えた。36時間介入後,AP-1転写活性,AP-1とSurvinのタンパク質とmRNA発現レベルを測定した。SKOV3細胞をWortmanninグループ、ホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)RNAグループ、対照グループに分け、対照グループ以外のグループに相応の干渉を与えた;36時間介入後,AP-1転写活性,JNKおよびリン酸化JNK(p-JNK)のmRNA発現レベルを測定した。【結果】(1)他の群と比較して,AP-1群のSurvinタンパク質とmRNAの発現レベルは有意に減少し,細胞増殖抑制率とアポトーシス率は増加した(すべてP<0.05)。空ベクター群,陰性対照群と比較すると,AP-1siRNA群のSurvin蛋白質とmRNA発現レベルは上昇し,細胞増殖抑制率とアポトーシス率は減少した(すべてP<0.05)。(2)AP-1と対照群のAP-1転写活性、AP-1とDNA結合活性、AP-1とSurvinプロモーターの結合度を比較すると、統計学的有意差がなかった(いずれもP>0.05)。プロモータープラスミド群、AP-1+プロモータープラスミド群の上記指標はプロモーター突然変異群とAP-1+プロモータープラスミド突然変異群より高く、AP-1+プロモータープラスミド群はプロモータープラスミド群より高かった(いずれもP<0.05)。(3)SP600125群、対照群、JNKRNA群のAP-1転写活性、タンパク質とmRNA発現レベルはいずれも順次上昇したが、Survinのタンパク質とmRNA発現レベルは順次低下した(いずれもP<0.05)。Wortmannin群、対照群、PI3KRNA群のAP-1転写活性、JNK及びp-JNKのタンパク質とmRNA発現レベルはいずれも順次上昇した(いずれもP<0.05)。結論:AP-1はSurvin蛋白の調節を通じて、卵巣癌細胞に対して増殖とアポトーシス促進作用を発揮でき、それがPI3K/JNK信号経路に影響を及ぼしている可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】