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J-GLOBAL ID：201902281628669303   整理番号：19A2747645

農薬のイヌ研究における血清アルカリ性ホスファターゼ活性増加の毒物学的意義:日本で評価された毒物学的データの分析【JST・京大機械翻訳】

Toxicological significance of increased serum alkaline phosphatase activity in dog studies of pesticides: Analysis of toxicological data evaluated in Japan

著者 (6件)： Yokoyama Yoko (Food Safety Commission of Japan, Minato-ku, Tokyo, 107-6122, Japan) ,  Yokoyama Yoko (Tokyo University of Agriculture and Technology, Koganei, Tokyo, 184-8588, Japan) ,  Ono Atsushi (Okayama University, Kita-ku, Okayama, 700-8530, Japan) ,  Yoshida Midori (Food Safety Commission of Japan, Minato-ku, Tokyo, 107-6122, Japan) ,  Matsumoto Kiyoshi (Shinshu University, Matsumoto, Nagano, 390-8621, Japan) ,  Saito Mikako (Tokyo University of Agriculture and Technology, Koganei, Tokyo, 184-8588, Japan)
資料名： Regulatory Toxicology and Pharmacology  (Regulatory Toxicology and Pharmacology)
巻： 109  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0249A  ISSN： 0273-2300  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 血清アルカリ性ホスファターゼ(ALP)活性の増加は,ヒトおよび実験動物における肝胆道損傷の指標である。実際に,他の肝毒性変化を伴わないALPの増加は,イヌにおける農薬の毒性研究においてしばしば遭遇する。ここでは,リスク評価プロセスにおける毒性評価報告として,日本の食品安全委員会により評価された206農薬に対する応答におけるALP増加の毒性学的意義を分析した。著者らの分析は,増加したALPがラット(36/206)よりイヌ(108/206)でより頻繁であることを示した。108の農薬のうち87において,ALPの増加がイヌにおける肝毒性で観察された。しかしながら,ALPの増加は,ある種の肝毒性と特異的な関係を示さず,肝毒性の感受性マーカーではなかった。肝毒性を示す87種の農薬の約50%も肝臓肥大を誘導した。肝臓重量および/または肝臓肥大の増加以外に,残りの21の農薬では肝毒性変化は見られなかった。これらの21の農薬の大部分は,げっ歯類におけるフェノバルビタール様肝臓代謝酵素誘導因子であった。これらの結果は,肝毒性所見が存在しない場合,ALPの増加がイヌにおける肝毒性の指標ではないことを示唆した。この分析は,イヌにおけるALPの毒性学的意義の新しい解釈を提供し,農薬の毒性評価に寄与できた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *アルカリ性ホスファターゼ ,  代謝 ,  肝毒性 ,  *農薬 ,  ラット ,  ヒト ,  齧歯類 ,  *毒物学 ,  リスク評価 ,  感受性 ,  *血清 ,  実験動物 ,  酵素誘導 ,  毒性 ,  食品安全委員会 ,  ネズミ亜目 ,  哺乳類

著者キーワード (4件)： アルカリ性ホスファターゼ ,  農薬 ,  犬 ,  肝毒性

分類 (2件)： 有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

タイトルに関連する用語 (9件)： 農薬 ,  イヌ ,  研究 ,  血清 ,  アルカリ性ホスファターゼ活性 ,  毒物学 ,  日本 ,  評価 ,  分析