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J-GLOBAL ID：201902281745525611   整理番号：19A1172722

小規模建築物の基礎設計における沖積粘土を対象とした簡易的サンプリング手法の提案

A proposal of a simple sampling method for alluvial clay in foundation designing for small-scale buildings

著者 (2件)： 菊地康明 (株式会社ポラス暮し科学研究所) ,  石田哲朗 (東洋大学理工学部都市環境デザイン学科)
資料名： 地盤工学ジャーナル(Web)
巻： 14  号： 1  ページ： 17-29(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0044A  ISSN： 1880-6341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 戸建住宅の地盤調査では,事前調査およびスウェーデン式サウンディング試験を主とした原位置試験を行うのが一般的である。圧密沈下を検討する場合は,一般に固定ピストン式シンウォールサンプラー(固定式)により採取した試料を用いて圧密試験を実施することが望ましいが,経済的な理由により実施されることは少ないのが実状である。本論文では,提案する簡易的サンプリング手法で採取した品質良好な試料から,設計に必要な土質試験結果を得て,設計業務を行うことが一般的になることを目指し,複数の宅地にて3種類のサンプリング方法で採取した試料を用いて実施した土質試験結果を比較し,その品質評価から有用性について検討した。その結果,固定式と同等以上に乱れの少ない品質良好な試料が採取できる経済的で簡便なサンプリング手法であることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *試料採取 ,  *地質試料 ,  粘土 ,  地盤調査 ,  独立住宅 ,  建築基礎 ,  乱さない試料 ,  圧縮強さ ,  圧密試験 ,  一軸圧縮強さ ,  沖積粘土 ,  基礎地盤調査 ,  機械的性質 ,  強度

著者キーワード (10件)： サンプリング ,  試料の乱れ ,  沖積粘土 ,  一軸圧縮強さ ,  圧密試験 ,  soil sampling ,  sample disturbance ,  alluvial clay ,  unconfined compression strength ,  consolidation test

分類 (1件)： 現地調査,土質試験  (RA03020I)

引用文献 (10件)：

• 1) 日本建築学会:小規模建築物基礎設計指針, p.5, 2008.
• 2) 文献1) : 第3章 地盤調査, pp.30-52, 2008.
• 3) 地盤工学会:地盤調査の方法と解説, p.201, 2013.
• 4) 奥村樹郎:粘土のかく乱とサンプリング方法の改善に関する研究, 港湾技研資料, No.193, 1974.
• 5) 中瀬明男, 小林正樹, 勝野克:圧密および膨張による飽和粘土のせん断強度の変化, 港湾技術研究所報告, Vol.8, No.4, pp.103-143, 1969.

タイトルに関連する用語 (7件)： 小規模建築物 ,  基礎設計 ,  沖積粘土 ,  簡易 ,  サンプリング ,  手法 ,  提案