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J-GLOBAL ID:201902281771668258   整理番号:19A2863393

エビ(Litopenaeus vannamei)の筋肉蛋白質に及ぼすT-2毒素の影響-プロテオミクス研究【JST・京大機械翻訳】

Effects of T-2 toxin on the muscle proteins of shrimp (Litopenaeus vannamei) - a proteomics study
著者 (10件):
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巻: 100  号:ページ: 119-128  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:T-2トキシン(T-2)は,強力なマイコトキシンおよび水生動物飼料の一般的汚染物質であり,健康および水生動物に重大なリスクをもたらす。著者らは,プロテオミクスと従来の生化学的方法を用いて,エビ筋肉蛋白質に及ぼすT-2の影響を研究した。エビに0~12.2mg/kgのT-2を含む飼料を20日間与え,筋肉蛋白質組成,ATPアーゼ活性,およびアクトミオシン(AM)のスルフヒドリル(SH)含量と疎水性を測定した。蛋白質のプロテオミクス研究を,ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE),二次元(2D)電気泳動,及びマトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF/TOF MS)により行った。結果:T-2への曝露は,二相性効果を示す濃度応答様式でエビの筋肉蛋白質組成に著しく影響した。低いT-2濃度(1.2mg kg(-1))では,3つの主要筋肉蛋白質(筋原線維,筋小胞体,および間質)のレベルは増加したが,より高い濃度ではそれらは徐々に低下した。また,T-2曝露は,アルカリ可溶性蛋白質の増加とAMの表面疎水性(SoANS)によって証明されたように,筋肉蛋白質の破壊をもたらした。30の差次的に発現した蛋白質が検出され,そのうち12はT-2曝露と濃度-応答関係を示した。それらの間で,11の相同蛋白質を質量分析(MS)によって同定し,いくつかはエネルギー代謝における重要な酵素であった。結論:本研究は,高濃度への培地でのT-2曝露がエビ筋肉の蛋白質組成と品質に有意に影響し,その重要な代謝のいくつかを潜在的に影響することを示した。アルギニンキナーゼの1つ(スポット27)はT-2に特に応答し,エビによるT-2中毒のバイオマーカー蛋白質として使用できる可能性がある。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生肉の品質と処理 

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