文献

J-GLOBAL ID：201902281882313082   整理番号：19A0182206

磁気秩序化遷移金属挿入WSe_2【JST・京大機械翻訳】

Magnetically Ordered Transition-Metal-Intercalated WSe₂

著者 (3件)： Kumar Pankaj (Department of Physics, Boise State University, Idaho, United States) ,  Skomski Ralph (Department of Physics and Astronomy and NCMN, University of Nebraska, Nebraska, United States) ,  Pushpa Raghani (Department of Physics, Boise State University, Idaho, United States)
資料名： ACS Omega  (ACS Omega)
巻： 2  号： 11  ページ： 7985-7990  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5044A  ISSN： 2470-1343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非磁性遷移金属ジカルコゲニドにおける磁気的挙動の導入は,スピントロニクスおよびナノ磁気デバイスにおけるそれらの応用を広げるために不可欠である。本論文では,密度汎関数理論を用いて遷移金属インターカレーション二セレン化タングステン(WSe_2)の電子的および磁気的性質を調べた。T_1/4WSe_2(Tは鉄系列遷移金属原子)の組成をもつインターカレーション化合物は,遅い遷移金属に対してかなりの磁気モーメントと顕著な強磁性秩序を示すことを見出した。T原子の状態密度とWサイト上の磁気モーメントは,インターカレート原子のモーメントが原子番号の増加と共により局在化することを示した。スーパーセル当たり約9meVの大きな垂直磁気結晶異方性がFe_1/4WSe_2に対して見出された。さらに,平均場理論を用いて,Cr,MnおよびFeに対して,それぞれ660,475および379Kの高いCurie温度を推定した。予測した磁気特性は,WSe_2がスピンエレクトロニクスとナノ磁気デバイスに応用できることを示唆した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： インターカレーション ,  状態密度 ,  スピントロニクス ,  鉄 ,  Curie温度 ,  *磁気 ,  結晶 ,  モーメント ,  *遷移金属 ,  磁気モーメント ,  異方性 ,  *磁気秩序 ,  密度汎関数法
準シソーラス用語： 局在化 ,  強磁性秩序 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (2件)： 磁気秩序 ,  遷移金属