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J-GLOBAL ID：201902281905602840   整理番号：19A2550067

日本から見た中国の一帯一路政策 12[最終回]日本にとっての一帯一路

著者 (1件)： 田中弘 (北東アジア輸送回廊ネットワーク(NEANET))
資料名： 港湾
巻： 96  号： 10  ページ： 40-43  発行年： 2019年10月25日 
JST資料番号： G0129A  ISSN： 0287-4733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・一帯一路構想のプロジェクトの多くは,中国経済の発展に伴って,2013年に習主席が構想を提示する以前から着手されていたものであり,構想はこれらを全体的に一つのビジョンにまとめるための旗印。
・一帯一路として取り組まれているプロジェクトは,中国政府主導で,かつ主に国有企業が従事し中国の資金提供で実施されており,経済,外交,安全保障と関連。
・現状でこの構想が中国と相手国の二国間の協力関係で進められていることが懸念されるが,相手国の多くが経済規模の小さな国々で,12ヶ国がすでに債務増大に直面し,債務の透明性の向上や持続可能性確保が指摘される。
・一帯一路プロジェクトでは,プロジェクト建設への参加,関連する諸設備の供給,運営管理への協力,完成プロジェクトの利用など多くのビジネスチャンスが期待されるが,中国が国際スタンダードに従っているかどうかなど,案件の健全性,採算性に十分な配慮が必要。

シソーラス用語： 経済 ,  *投資計画 ,  *国際協力 ,  *経済開発
準シソーラス用語： *一帯一路 ,  持続性 ,  *中国経済 ,  *投資プロジェクト ,  透明性

分類 (1件)： 産業経済  (KA02000Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 日本 ,  中国 ,  一帯一路 ,  政策