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J-GLOBAL ID：201902281948141320   整理番号：19A2637481

過熱水蒸気条件下での熱増強油回収プロセスにおける硫化水素の生成【JST・京大機械翻訳】

Generation of hydrogen sulfide during the thermal enhanced oil recovery process under superheated steam conditions

著者 (5件)： Ma Qiang (College of New Energy, China University of Petroleum (East China), Qingdao 266580, P. R. China. [e-mail]) ,  Yang Zhengda ,  Zhang Liqiang ,  Lin Riyi ,  Wang Xinwei
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 9  号： 58  ページ： 33990-33996  発行年： 2019年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱強化石油回収(EOR)プロセスの間,生産されたガスの中の有害硫化水素(H_2S)ガスは石油の探査と開発において重大な困難を引き起こす。本研究において,重油水分解によるH_2S発生に及ぼす過熱度の影響を,シミュレーション実験を通して調査した。反応前後の粗及び残油を飽和,芳香族,樹脂及びアスファルテン画分(SARA)に分離した。油試料を,Fourier変換赤外(FTIR)分光法,元素分析,およびX線光電子分光法(XPS)を含む種々のキャラクタリゼーション法によって種々の観点から分析した。結果は,H_2S生成が同じ温度でより大きい過熱度によって有利になり,それは,62.19から89.42°Cへの過熱度の増加により,0.178から0.345mL g(-1)油に増加したことを示した。飽和および芳香族画分におけるH_2S生成の主な供給源と考えられる硫黄含有物質の含有量は,過熱度の増加とともに著しく減少した。過熱度の増加はメチレン,メチルおよびカルボキシル/カルボニル基の含有量をわずかに減少させた。さらに,反応前後の主な硫黄存在形態の分析は,硫化物,スルホンおよび硫酸塩の形の硫黄が過熱水蒸気条件下でH_2Sを生成する可能性が高いことを示唆した。本研究は,重油回収に過熱水蒸気を注入する過程でのH_2S生成機構の理解を提供する。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *過熱蒸気 ,  硫黄 ,  スルホン ,  硫酸塩 ,  アスファルテン ,  石油 ,  メチレン基 ,  赤外線 ,  *硫化水素 ,  元素分析 ,  重油 ,  残油 ,  シミュレーション ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： 過熱度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 過熱水蒸気 ,  増強 ,  回収プロセス ,  硫化水素