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J-GLOBAL ID：201902282020816374   整理番号：19A0659218

化学反応ネットワークにおけるマスタ-スレーブからピアツーピアカップリングへ【JST・京大機械翻訳】

From Master-Slave to Peer-to-Peer Coupling in Chemical Reaction Networks

著者 (4件)： Hollo Gabor (Department of Physics, Budapest University of Technology and Economics, Hungary) ,  Duzs Brigitta (Department of Analytical Chemistry, Eoetvoes Lorand University, Hungary) ,  Szalai Istvan (Department of Analytical Chemistry, Eoetvoes Lorand University, Hungary) ,  Lagzi Istvan (Department of Physics, Budapest University of Technology and Economics, Hungary)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 121  号： 17  ページ： 3192-3198  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： pH感受性錯化,沈殿,またはプロトン化平衡(スレーブシステム)への駆動pH振動子(マスタシステム)の連結を通した設計戦略は,pH振動システムに関与しない化学実体(例えば,一価カチオン,DNA,ナノ粒子)の濃度振動の創出と制御に広く用いられてきた。これらの平衡の成分が駆動pH発振器の特性にどのように影響するかについて系統的な研究は行われておらず,このフィードバック効果は以前の研究においてしばしば無視されてきた。ここでは,pH依存平衡によるpH感受性種(炭酸水素,EDTA)が,駆動pH発振器の特性(時間周期と振幅)に著しく影響することを示した。これらの種の濃度を変化させることにより,スレーブ系からマスタ系への化学フィードバックの強度を制御することができ,したがって,結合した化学系におけるマスター-スレーブ結合からピアツーピア結合への遷移を導入することができる。この遷移と結合戦略を説明するために,二つの結合した化学系,すなわち,臭素酸塩-亜硫酸塩pH振動子と炭酸-二酸化炭素平衡及び水素ペルオキシド-チオスルファート-銅-(IIとEDTA錯化平衡を調べた。ピアツーピア結合の符号として,駆動振動系の特性をフィードバック強度を制御することによって調整することができ,このパラメータの臨界値以上で振動を相殺することができる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ナノ粒子 ,  錯体生成 ,  濃度依存性 ,  フィードバック ,  DNA【核酸】 ,  沈殿 ,  水素 ,  臨界定数 ,  振動子 ,  亜硫酸塩 ,  発振器 ,  *ネットワーク ,  二酸化炭素 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン
準シソーラス用語： pH感受性 ,  *ピアツーピア , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 酸塩基平衡  (CB04020D) ,  イオンと分子の衝突・散乱  (BH07040L) ,  光化学一般  (CB08010U) ,  分子と光子の相互作用  (BH06120R)

物質索引 (1件)： EDTA

タイトルに関連する用語 (2件)： 化学反応 ,  マスタ