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J-GLOBAL ID：201902282072703648   整理番号：19A2363559

トリメチルアミンラジカルカチオンの赤外分光研究:プロトン供与性と構造変形との相関【JST・京大機械翻訳】

Infrared Spectroscopic Study on Trimethyl Amine Radical Cation: Correlation between Proton-Donating Ability and Structural Deformation

著者 (4件)： Endo Tomoya (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, Miyagi, Japan) ,  Matsuda Yoshiyuki (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, Miyagi, Japan) ,  Moriyama Shohei (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, Miyagi, Japan) ,  Fujii Asuka (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, Miyagi, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 123  号： 28  ページ： 5945-5950  発行年： 2019年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トリメチルアミン(TMA)二量体の垂直イオン化において,CH結合からの障壁のない分子間プロトン移動が最近報告されている。この結果は,カチオン状態におけるCH結合のプロトン供与能力の顕著な増強を示す。本研究では,CH伸縮領域における中性およびカチオン性TMAの赤外分光法およびカチオン状態におけるプロトン供与能の増強機構を調べるための理論計算を行った。カチオンのスペクトルにおいて,CH伸縮バンドは2600cm-1までの長い尾部を示した。この尾部成分は,光イオン化による過剰エネルギーによる幾何学的変形(分子振動の励起)を通して,窒素原子における非結合軌道と共役したCH結合に起因する。この超共役によりCH結合のσ電子が単一占有非結合軌道に非局在化し,CHのプロトン供与能力が増強された。CN伸縮振動の励起は超共役の促進に特に有効であることを示した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 光イオン化 ,  *赤外分光法 ,  超共役 ,  プロトン移動 ,  スペクトル ,  共役 ,  *陽子 ,  C-H結合 ,  イオン化 ,  *カチオンラジカル ,  *カチオン ,  励起 ,  非局在化 ,  過剰エネルギー ,  脂肪族アミン ,  第三アミン

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： トリメチルアミン

タイトルに関連する用語 (4件)： 赤外分光 ,  研究 ,  プロトン ,  相関