抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・都市地理学を専門とする筆者は,明治の大合併で誕生し,昭和と平成の大合併の際には単独で存続した清水町の都市計画に関わった。本稿では都市計画マスタープランを中心とした都市計画の制度について述べると共に,郊外の町が抱える課題の解決を目指すマスタープランを,町議会での議論などの資料に基づいて,策定した経過を記述。
・このマスタープランの策定を,静岡県・東駿広域都市計画区域市町と清水町との強い関係の中,住民と共に課題を見出して解決策を模索し,プランとして結実させた過程と説明。
・プラン策定作業に対して都市地理学で学んだ専門知識は有益なものであり,今後の都市計画は一層社会科学の知や,地理学の知を必要とすると思考。
・同時に,基礎的で且つ体系的な都市計画学習を大学の学部レベルの地理学教育に取り入れれば,都市地理学が更に有用な学問に進展するステップになることを期待。