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J-GLOBAL ID:201902282467597785   整理番号:19A2686173

船舶上部構造振動の分析評価及び予測法の構築

Construction of Analysis, Assessment and Prediction Method for Ship Superstructure Vibration
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 205-220 (WEB ONLY)  発行年: 2019年08月30日 
JST資料番号: U0578A  ISSN: 2188-6598  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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船舶振動を評価/予測することは船舶設計者にとって重要な問題である。全船有限要素解析は実際に広く採用されているが,船舶振動の正確な予測は依然として困難であると認識されている。船舶振動に対する効率的な予測方法を構築するために,本論文では,最初に,様々な船舶から搭載測定データを収集することによって,就航中の船舶の上部構造の振動について調査する。その測定から二乗平均平方根(RMS)値を計算し,それらを二つのISO規格,すなわちISO6954(2000)とISO20283-5(2016)と比較する。ISO規格に対するRMS値の超過確率は,エリア区分と船種に大きく依存することが分かった。次に,高いRMS値を表す代表的な測定点に焦点を合わせて,FFTにより一連のスペクトル解析を行った。この解析を通して,高いRMS値が得られる決定因子を同定した。最後に,搭載測定データを利用して,逆伝搬型ニューラルネットワーク技術に基づくRMS値の予測法を提案する。入力層にはエリア区分,船種,主要目,エンジン情報を用いる。その結果,測定したRMS値と比較することにより,本予測法の有効性を確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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船舶構造・材料 
引用文献 (4件):
  • International Organization for Standardization:ISO 6954:2000 Mechanical vibration -- Guidelines for the measurement, reporting and evaluation of vibration with regard to habitability on passenger and merchant ships, 2000.
  • International Organization for Standardization:ISO 20283-5:2016 Mechanical vibration -- Measurement of vibration on ships -- Part 5: Guidelines for measurement, evaluation and reporting of vibration with regard to habitability on passenger and merchant ships, 2016.
  • 日本船舶海洋工学会:船舶海洋工学シリーズ8,船体構造 振動編, 成山堂書店, 2012.
  • 平方勝, 馬沖:ニューラルネットワークによる騒音予測, 日本船舶海洋工学会講演会論文集, 第25号, 2017.

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