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J-GLOBAL ID:201902282957154503   整理番号:19A2738209

Larrea divaricataによる遮断損失,林内雨および樹幹流:降雨特性および植物形態特性の役割

Interception loss, throughfall and stemflow by Larrea divaricata: The role of rainfall characteristics and plant morphological attributes
著者 (7件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 753-764  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1643A  ISSN: 1440-1703  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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遮断損失,林内雨および樹幹流への降雨分配は,パッチスケールで土壌へ流入する水の量および空間的不均一性に影響し,乾燥地の純一次生産性を強く左右する。本論文で著者らは,Dry Chaco放牧地(アルゼンチン)で最も豊富な潅木の1つである,Larea divaricataにおける降雨分配とその生物物理的制御を調べた。平均的に,遮断損失,林内雨および樹幹流は,それぞれ,全降雨の9.4%,78.6%および12.0%であった。遮断損失比率は,降雨現象サイズと強度の増加により減少した一方で,林内雨比率は,反対のパターンを示した。樹幹流比率は降雨現象サイズの増加とともに増加したが,降雨現象強度に関しては異なる関係を示した。降雨現象強度の増加は小さな現象における樹幹流を増加させた(<20mm)が,大きな現象においては減少させた(>20mm)。樹幹流は茎の挿入角度が高い植物で増加した(土壌表面から50と100cmで測定,それぞれp<0.05およびp<0.01)が,キャノピー面積が広い植物では減少した(p=0.01)。林内雨の空間分布(変動係数)は降雨現象のサイズと強度の増加と共に減少した。L.divaricataは,他の類似した木本植物より樹幹流発生が多く遮断損失は少なかった。著者らの知見は,乾燥地における土壌へ流入する水の量に影響する植生キャノピーの重要な役割を理解する助けとなる。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学  ,  土壌学一般  ,  植物学一般 

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